着物に着替えたブラ子なの

ブライス ドレスセット レディーラック

ブライス ドレスセット レディーラック

和服のブラ子である。Doll集めをしていながら女子の洋服はチンプンカンプンで、着物ともなるとなおさらよく判らない。最初はブラ子で和服はナシだろうなあ、と思っていたのだがブラ子ファンの方から「いやむしろブラ子は和服」という強いプッシュがあり、市販されているOFを購入してみた。そして着せてみるとまあこれが似合う似合う。ブラ子というとポップでキッチュというイメージがあったが、正当派の着物だとまた別の雰囲気を味わえる。ネットを探すと和服ブラ子のオリジナルOFばかりを扱ったHPなどもちらほらあり、和服ブラ子の人気というのは確かにあるようだ。写真のブラ子もなんだかいつもよりオスマシさんである。撮影の際はブロンドショートの子にも着せてみたが、やはり暗い色のロングの髪の毛のほうがしっぽりとして綺麗だ。なおこのOFはマジックテープで簡単に留められる仕様になっているので、特に着付けとか必要はありません。中にはちゃんと襦袢を着せています。


 
 
 

Dollybird (vol.8)

Dollybird vol.8

Dollybird vol.8

HOBBY JAPANから発売の『Dollybird (vol.8)』、今回は直球で《LOLITA》。実の所ロリータ趣味並びにロリータファッションには特に興味も思い入れもないのであるが、こうして人形のOFとして見ると普通に可愛らしいと思えてしまう。そもそもロリータファッションって現実味が無くてコスプレみたいなもんだから、オモチャの人形が着ると逆に空想的で楽しいって事なんだろうjな。雑誌を読んでやっと判ったのだがロリータファッションというのは日本独自のものらしいんですね。もともと本当に幼い子が着ている服をロリータファッションとは呼ばない訳で、そういった年代を過ぎてからも少女趣味的な服を着る事がロリータファッションということになる。いわゆる日本的なネオテニー文化の一つということなんだろう。だからある意味ヲタ男がロボットや特撮に拘るのと通じるものがあるのかも。…ないか?
記事ではロリータファッションとドールの関係を紹介した『LOLITA&DOLLS HISTORY』が服飾史としても資料的な面白さがあり興味深かった。合わせて実際のロリータ服ブランド『Emily Temple Cute』『Baby,The Stars Shine Bright』、またアニエスベーのロリータライン『アニエスベー ロリータ』などの洋服も紹介されていて、これも楽しめました。ちなみに『Baby,The Stars Shine Bright』は『下妻物語』に登場して注目を浴びたロリータブランドとのこと。