『キル・ビル』の青葉屋の元となった西麻布権八に行ってきた

オレはタランティーノ映画が大好きで、タランティーノ映画のディスクを全部揃えて部屋のDVD棚の一番いい場所に並べてあるぐらいです。どれが一番好きかって言うと悩んじゃいますが、その中でも『キル・ビル』は特に好きな作品の一つですね。

その『キル・ビル』の「Vol.1」で、主人公であるザ・ブライドとオーレン石井率いるクレイジー88、そしてGOGO夕張が大立ち回りを演じる日本料理屋のシーンがありましたよね。この日本料理屋・青葉屋には実はモデルがあって、それはタランティーノが来日した際に訪れた西麻布の権八という店なんですね。

とはいえそんな事実を知ったのは実はついこの間なんですが、『キル・ビル』好きのオレとしては是非行ってみたい。そんな事を思いつつTwitterで「キルビルがー」とか呟いたらネットのお友達であるdoyさんがすぐさま反応し、「西麻布権八行きますか!」と電光石火のお誘いが来たんですよ。いやもうこれは渡りに船、早速予約を取ってもらい馳せ参じることと相成りました。

この日の参加はオレと相方さん、doyさんとdoyさんの愛娘の女子大生マーリーちゃん、そしてdoyさんのお友達で、Webサイト「Weekly Teinou 蜂 Woman」と「On-line SHOP はちみせ」を運営されている土屋アソビさんも来てくれることになりました。土屋さんとは初対面なのですが、実はオレ結構ファンだったものですから嬉しいやら緊張するやら。

という訳で西麻布権八です。まず入り口はこんな感じ。

そして中に入り二階に上がると、はい、これです!

おお、まさにザ・ブライドがクレイジー88を血祭りに上げていた青葉屋じゃないですか!?

「ヤッチマイナーッ!」

お店の入り口には様々な有名人の写真が飾られていましたが、もちろんその中にタランティーノの写真もありましたよ。客層は殆どが外国の方で、西麻布という土地柄もあるのでしょうが、いわゆる観光名所的なお店なのでしょうね。日本料理屋ではありますがポップ・ミュージックがガンガンにかかっており、さらにはよく分からないカラオケ?まで飛び出して、まさに『キル・ビル』らしい「怪しい日本」の雰囲気を醸し出していました!

料理は串焼きを中心に注文し、他に手打ち蕎麦やらなにやらを楽しみました。料理は十分美味しく、値段も割りとリーズナブルでした。ただし小さめのお皿で出てくるので、よく行くような居酒屋のつもりで注文するとちょっと少なく感じるかもしれません。

オレはこの日もビール三昧!特にわさびと緑茶のテイストを活かしたクラフトビール「わびさびジャパンペールエール」がとても美味しくて、ずっとこればかり飲んでましたね。

8時を回った頃に和太鼓の演奏が始まり、これも外国人観光客向けなのでしょうが、これはこれで楽しかったですよ。和太鼓演奏は10分ほどでした。

8時過ぎにお店を出て、もうちょっとダベろうかと六本木駅前の喫茶店に入り、ああだこうだと笑い話をしながら結局閉店の10時までいることに。それにしても、日曜の夜に10時過ぎまで六本木にいるなんてオレには前代未聞だったなあ!

その後みんなと解散して帰りの電車に乗りましたが、ちょっと酔っていたせいか電車を間違えてしまい、家に着いたのは結局12時過ぎでした……。