■Auraa / Ellen Allien
ハードコア・テクノの女王Ellen Allien、待望のニューアルバム!期待通りのひたすらにカッコよくゴリゴリにハードなフロア仕様テクノで、聴くほどに頭にダンス衝動が湧き上がって止まらない!これはコロナ禍でどんよりした世相とクラブ事情を叩き潰す為に鳴らされている音だ!殺っちめえ!殺っちまってください姐さん!あっしはどこまでも付いていきますよ!
■Robert Hood DJ Kicks / Robert Hood
ドイツの老舗レーベル!k7の人気DJ Mixシリーズ「DJ Kicks」、新作はデトロイト・テクノの重鎮であり元UR出身でもあるRobert Hoodだ!吊り下げられた巨大な鉄球がブンブン振り回されているかのような圧倒的な重量感と破壊感が漂う好ミックス!
■Supernatural / Floorplan
そのRobert Hoodの別名ユニットFloorplan4作目、今回は愛娘の参加によりさらにファンキー&グルーヴィーになったズコズコに重量級のミニマル・テクノが展開だ!
■Kompakt Total 20 / Various Artist
ケルンの人気テクノ・レーベル Kompaktからリリースされているテクノ・コンピ「Total」シリーズ、レーベル20周年目にして20作目の記念コンピだ!2枚組全22曲、ジャーマン・テクノの端正なエレクトロニック・サウンドを堪能しろ!
■Global Underground: Adapt #4 / Various Artist
ロンドンのダンス・ミュージック・レーベルGlobal unndergroundからニュー・リリースのテックハウスDJミックスアルバム。とことん心地よくてこれはずっと聴き入ってしまう。量産型スタイルだけどなかなかいいんだよこれが!
■Silver Ladders / Mary Lattimore
今回もズコズコだブンブンだと散々騒いだオレだが、そんなオレでも静寂が欲しくなることがある。そこでこれ、アンビエント・ハープの才媛Mary Lattimoreのニューアルバム『Silver Ladder』。静謐と温もりの籠ったアコースティックハープの調べがオレをとことんリラックスさせてくれるのだ。ハープってこんなにいいものだったのか。最近聴いたアンビエント・サウンドの中でも白眉。これは今年のベストアルバムの1枚になるだろう。SlowdiveのNeil Halsteadがプロデュース。
■Hundreds of Days / Mary Lattimore
上で紹介したMary Lattimoreのアルバムがあまりにも素晴らしかったので、過去作を探して2018年リリースのアルバム『Hundred of Days』を購入。いやこれもいいわ。リラックスするわ。それと新作も含め、アルバムジャケットが可愛らしくていい。こういうのはフィジカルで買うからこその楽しみだな。
■Whole New Mess / Angel Olsen
Angel Olsen、オレは初めて聴いたのだが、米ミズーリ州出身シカゴを拠点に活動するベテラン・シンガーソングライターなのらしい。いわゆるフォーク・ロックやオルタナ・カントリーのジャンルとなるのだが、真夜中を思わす漆黒の静けさと孤独を感じさせるサウンドにヤラレてしまった。なんだかデヴィッド・リンチのフィルムに使われそうな雰囲気もあるよな。