2019年上半期映画ベストを特に深く考えることなく挙げてみる

もう7月も半ばであるがここで「2019年上半期映画ベスト」などというものを書き殴っておきたいと思ったのである。

実は今までこのブログで「上半期ベスト」などというのはやったことがないのだが、万年ネタ枯渇症のブログであるが故に周囲のブロガーさんのモノマネを浅ましくもやってしまおうかと企んだのだ。それにいままで書いたブログ記事のリンクをタタタっと貼り付けてお終いにしとけば楽そうだしな!

そういう安易な目論見によって作成されているのであんまり深く考えないで選んだよ!だからなにも何一つも期待しないで流し見してくれ!なに、今まで期待したことなどないって……いやあ、面目ない……。

という訳で気分が盛り下がる前にさっさと行ってみよう!なお10作は選んだが公開順に並べてあるだけで順位は特につけてない!

 

■恐怖の報酬【オリジナル完全版】

40年前に公開された作品のカット部分を追加した完全版だが、これがもうあんなデリケートな部分やこんなデリケートな部分が縮み上がっちゃうほどコワイコワイ緊張しまくりの映画だったよ!緊張の夏!日本の夏!

 

マイル22

恐るべき敵たちに包囲されたまま重要参考人を護送しなければならない仁義なきミッション・インポッシブル!もう全編徹底的にドンパチしまくり人死にまくり、これまたチビッてしまいそうなぐらい緊張感大爆発なアクション映画だったよ!緊張の夏!日本の(もういいって)

 

■バジュランギおじさんと、小さな迷子

気の優しいインドのおっさんが迷子の少女を命をかけてパキスタンまで届けちゃう!というハートウォーミング作品だ!年取って涙もろくなったオレはこれ観た後流した涙で体重10キロ減ってたね!だからダイエットにも効果あり!(ない!)

 

■アクアマン

海の中の『スター・ウォーズ』、深海が舞台の『ロード・オブ・ザ・リング』!ヒーローがどうとかDC作品がこうとか言う前にサイケデリックなまでにチカチカキラキラした海の中の情景にトリップしまくりだわ!もうブットイヤツキメたみたいな感じだったわ!

 

アリータ:バトル・エンジェル

まーねーあちこち惜しい部分や歪な部分はあるんだけど、なんかこー嫌いになれないというかとりあえず派手なSFアクションだからいいじゃないかいいじゃないか!アリータの目がデカすぎだけどいいじゃないかいいじゃないか!ということでどりゃっ!とばかりに入れておいたよ!


■グリーンブックまあ単なる「イイ話」以上でも以下でもない作品だったが、オレもなにしろ年なんでこういう「イイ話」をのんびりまったり普通に楽しみたい、そして「イイ話はイイよねー」なんて何か言ってるようで何も言ってないようなことをほざいてしまいたい、という願望があるんだよ一人の限界中年として!

 

■ブラック・クランズマン

「燃えよアフロ刑事(デカ)! KKKをぶっ潰せ!」って作品なんだが『グリーンブック』を入れたらこれも入れなきゃダメだろ!という訳で入れといたよ!いやなんかこう皮肉が効いていていろいろイキッてる映画好きなんだよ!だいたい主人公アフロって段階で卑怯だよな!

 

■ハンターキラー 潜航せよ

いやこれよかったわーサイコーだったわー、ジェラルド・バトラー映画に外れ無しだわー。あんまり話題になんないかな?と思いつつ観に行った後大ヒットなんかしちまってちょっとびっくりだったわー。いやこういう映画がちゃんとウケるのって嬉しいね!


■ファイナル・スコア正直ダイハード・クローン作品なんだが、本家にひけをとらない派手で無茶なことをしてくれちゃってるなかなかに見所たっぷりな映画だったよ!なにより熊みたいな主演のデイヴ・バウティスタがいいんだよタケちゃんバウー!

 

アベンジャーズ/エンドゲーム

泣く子も黙る超大作エンドゲームだ!ここまでシリーズ引っ張って作り込みまくった映画が面白くない訳がないだろ!しかし「指パッチン」 って呼び方ポール牧師匠を思い出すから止めろ!ちなみにポール牧師匠は36秒で100回指パッチンができるんだ!もう宇宙100回ぐらい滅ぼせそうだね!

 

■クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅インド人有名俳優が主演なもんだからインド映画的文脈で語られがちだが実際はフランスやらアメリカやらの合作で、物語それ自体もジャン=ピエール・ジュネミシェル・ゴンドリーシルヴァン・ショメあたりの系譜を継ぐフレンチ・ファンタジーの味わいを持つとってもマジカルでミラクルな傑作だったよ!実は今回並べた作品の中でも結構上位に上がるほど好きな作品だったな!

 

......以上、相当簡単な紹介でしたがオレ的「2019年上半期ベスト」でした!お粗末様!