この間の日曜日は河口湖近辺に謎の洞窟が存在するというのでこれは世界に名だたる冒険野郎のオレとしては無視できん、とちょっくら探検に行ってきました。ぱ〜っぱぱっぱ〜んぱ〜ぱぱ〜ん♪(インディー・ジョーンズのテーマで)この日は前日まで天気予報が雨マークだったんですが、当日になってみると雲は多めなものの見事に晴れ、こりゃ幸先良いわい、と朝早く高速バスに乗って河口湖を目指したオレと相方さんなんですが、お盆ということもあってか行く道行く道大渋滞、結構大変な目に遭ってしまいました。
この日見に行く予定だったのは「富士山の洞窟 天然記念物 富岳風穴・鳴沢氷穴」(HP)。渋滞で遅れた高速バスから路線バスへタッチの差で乗り継ぎ、まずは「鳴沢氷穴」に向かいます。しかーしここでまた渋滞。やっとのことでバス停で降り、「鳴沢氷穴」に目指したところなんと今度は人人人の長蛇の列、係の方に聞いたところ1時間半待ちとかいうではありませんか!
こりゃ駄目だねパスだねと諦めの早いオレと相方さん、さっさと次の「富岳風穴」へと向かいます。「富岳風穴」は「鳴沢氷穴」から青木ヶ原樹海を歩いて25分の距離。しかしこの青木ヶ原樹海がなんだか凄かった。転がっている石は全部黒くてブツブツの穴が開いた溶岩石、地面はあちこち割れたり陥没しており、そんな場所から生えている木はどこか捻じれて立っています。鬱蒼と茂る青木ヶ原樹海は荒々しいなんていうよりもやはり異様な感じでしたね。そしてかつてここに溶岩が押し寄せたんだ…と想像するとなんだか背筋がヒヤッと来ました。
そしてお約束の例の看板…。
さてそんな樹海を向けて「富岳風穴」に到着したところ、こちらはなんとガラガラで並びなんてありません。こりゃ幸いと早速入場料を払って中に入ってみます。
その「風穴」への階段を一歩下りた途端、気温が一気に下がります!
そして屈まなければ通れないような狭い洞窟を抜けると…。
なんと氷柱が!
この「風穴」、8月でも気温は0度なんだそうです。昔は蚕や食料の保存庫として使われていたのだそうです。
この辺一帯の洞窟は大昔富士山が噴火した際の溶岩になぎたおされた木が冷えて固まった溶岩の中で灰になり、その部分が空洞化してできたものなのだそうですね。
渋滞に悩まされて予定の場所を殆ど回れませんでしたが、この風穴に入れただけでもよかったなあ。まあ、この風穴出た後も、乗る筈だった路線バスが50分遅れて来たりしてたけどね…。
河口湖駅前に「ほうとう」の店があったので遅い昼食もしくは早い夕食をとることに。広々としたなかなか風情のある内装で、有線ではずっと民謡がかかっていたのがまたなんだか雰囲気。
初めて食べたほうとうはでっかい鉄鍋で出てきて、野菜もやっぷり、勿論カボチャも入り、食べ応え満点でした!
しかしお店で売っていた「桃カレー」と「葡萄カレー」は…どうなんだろう…。
そんなわけでもう帰る時間。東京方面のバスに乗って河口湖を後にしましたが、この帰りのバスがまた渋滞で、2時間半のコースが4時間掛かってしまいました。やっぱりバス旅行は時期を選ばないとダメなんだなあ、ということを勉強しました。では最後に河口湖で見つけた変な顔のおじさんの看板を紹介しておしまいといたします!