2011年・オレ的映画ベストテン!

という訳で年末恒例オレ的映画ベストテンであります。今年は5万本ぐらい映画観て映画館の座席で床ずれならぬ座席ずれになるかと思いました。すいませんいつものでまかせです。ええっと今年は前半ムキになって映画観過ぎたので後半どうでもよくなってしまいちょっとぐらい話題になった程度の映画はどんどんスルーしていつのまにか映画の話題についていけなくなってしまうぐらいになりました。映画離れってやつですねえ。来年はもっと映画離れして最終的には画面の向こうからやってくる列車を見て驚いて座席から逃げてしまうような人になりたいです。では恐ろしく適当に選んだと自負して止まない今年のベストテンをお送りします。適当と言いながら一応選考基準というのがあって、それは【Blu-rayで出たら迷わず買うか?5千円ぐらいしても買うか?そして自分ちで再び舐めるように観まくるか?】ということですね。ここで挙げた映画はBlu-rayで出てる分だったら既に購入済みだし、出てない分は出たら買おうと思ってます。

1位:エンジェル・ウォーズ

エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセット

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金髪まるぽちゃ少女が日本刀持ってセーラー服着て空中をくるくる廻っている、と。もうそれだけで感無量な映画でありました。いいっすねえ金髪まるぽちゃ。ザックわかってますよねえ。エロビデオに必要なのは美女とエロシーンとシチュエーション、いちいち60分なり90分なりのストーリーを追いかけたりしないのと一緒で(全部観るという人も知ってますが)、キメのシーンのハァハァ…が最高であればそれでいい、そんな映画、いや映画でもなんでもない映像クリップ、なんですよね。要するにこれ、ザックの私的ポルノなんですよ。だってザックったら舐めるようなカメラで主人公少女追ってるじゃん!きっと撮影中も編集中もピン起ちだったんだろうなあ!この映画の評価というのは、このザックの私的ポルノを一緒に楽しめるか楽しめないか、ということだと思うんですね。オレはガッツリ楽しめましたね! 【感想】

2位:世界侵略:ロサンゼルス決戦

エイリアン相手に撃って撃って撃って撃って撃って撃って撃って撃ちまくる映画でしたねえ!もうこれゲームのプロモーション映画って言っても信用しちゃうぐらいFPSゲームした映画だったなあ。FPSゲーム好きとして「やらなくても進行してしてくれるゲーム」という意味では最高のゲーム映画として観ました。ミリタリーゲームにイデオロなんちゃらなんて無いようにこの映画にイデオロなんちゃらを持ち出しても始まりませんよ。エイリアンの兵器テクノロジーレベルが低い、という批判もありましたが、同等ぐらいの兵器持ってなきゃゲームバランスが崩れるでしょ。そういった意味でこの映画も『エンジェル・ウォーズ』と同じぐらい映画でもなんでも無い「ゲーム映像クリップ」として突出してましたねえ。ああ撃ち合いたい! 【感想】

3位:ハンナ

世界は美しく、生きるに値する場所だ、ということを見いだしていきながら、にも関わらずやってることは殺して殺して殺しまくり、というアンビバレンツが面白い映画でしたね。つまり自分の純粋性を固持するためには徹底的に敵は排除する、そして敵を排除する万能ともいえる能力を持っている、嫌いなヤツは皆殺し、粛清の暁には自分はこの世界の王、そして自分が王になった時、この世界の美しさは完全に補完される、というお話なんですよねこれは。普通、人は個人であることと社会的であることとの間で引き裂かれてゆく存在ですが、これは徹底的に個人であることを押し通した、その結果の世界を描いているんですよ。いや今適当に思いついたこと書いてますが。 【感想】

4位:インモータルズ-神々の戦い-


いや、日記でレビュー書いたときは書けなかったんですけどね、今だから言わせてください、「陰毛足るず!陰毛足るず!陰毛足るず!陰毛足るず!陰毛足るず!」…ああさっぱりした…。これも映像ばっかりで中身がなんにもない映画でしたねえ。しかもその映像っていうのが美術的にクオリティが高いってわけじゃなくてなんだか歪なの。にも関わらず監督がドヤ顔しまくってるのね。でもその薄っぺらさが、逆に面白かったのね。本人はアートやってるつもりなのに出来たものはコミックなの。しかしコミックにしては面白いことやってるという。で、最後はやることなくなって大スプラッタ大会とかね。もうなりふり構ってないですよね。そういう必死さが好きだったんですよ。しかしそれにしてもオレ内容のないような映画ホントに好きだなあ。 【感想】

5位:アンダーグラウンド


エミール・クストリッツァ渾身の1作です。本当は1位でもよかったんだけど、リバイバルだっていうことと、あとこれ1位にしちゃうとスカしたヤツみたいで嫌だったって事がありますね。いつもはヨーロッパ映画なんて観ないくせにたまたま観たヨーロッパ映画をこりゃスゲエとばかりに1位にするのってカッコ悪いじゃん。ひねくれたヤツなんですすいません。内容は特に書きませんが映画史に残っちゃうような1本ということでいいんじゃないでしょうか。いや映画史に残るような映画なんてなーんも観てないオレが言うのは蚤の目玉ほどにも説得力がありませんが。 【感想】

7位:ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル


6位と7位は最近観てとても面白かったのが印象に残っている映画だったので順位に入れました。タンタンはCGの動きがよかったしMI:GPは体張ったアクションとコメディタッチのバランスがよかったですね。半年後には「なんでこれを入れたんだ?」と思っちゃう「所謂大作映画」かもしれませんが、まあ意外と適当に選んじゃっていいんだと思います。気分ですよ気分。よく出来てるし料金の分はきっちり楽しめるし気楽に観れる、いい映画だと思いますよ。 【感想】 【感想】

8位:SUPER 8/スーパーエイト

SUPER 8/スーパーエイト ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

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日記のレビューちゃんと書かなかったんですが、Blu-rayで見直してみると、あのモンスターって母親を亡くした少年の怒りとか悲しみが具現化したもんだったんですね。だからクライマックス、今まさにモンスターに頭からかじられようとしたときに少年が「つらいこともあるけど生きられるよ」とモンスターに言ったところ、モンスターが少年を離した、というのはそこで少年の心が昇華されたからだってことなんですね。まあそんな解題はどうでもよくってとにかくエル・ファニングたんが可愛さ極まれりの映画でしたね!エル・ファニングたんキャワイイなあ!キャワイイなあ! 【感想】

9位:トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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まあ劇場で観たときは結構退屈したんですけどね、しかも上映時間3時間もあって、何考えとんのかと。しかしなぜか気がつくとBlu-ray買って観ている自分がいたんですね。まあこの9位、『マイティ・ソー』でもよかったんですけどね。要するにCGがキラキラした映画だったらそれだけで評価が高くなっちゃいますねオレ。というか多分、映画に求めてるのはビジュアルだけで、内容は全然求めてないんでしょうね。内容というか、エモーションということですね。オレはエモーショナルなものに興味がないんですよ多分。 【感想】

10位:イップ・マン/序章 イップ・マン/葉問

イップ・マン 序章&葉問 Blu-rayツインパック

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今年前半1番興奮させられた映画ですね。それがなぜ10位なのかというと、『序章』と『葉問』を綺麗に並べて同位で10位すると、全部でベストテン11本選べるじゃないですか。なんかお得だなあ、と思ったもんですから。ただそれだけです。ちなみにドニーさん熱はもうすっかり醒めてます(←飽きやすいヤツ)。 【感想】 【感想】

次点:アンチクライスト

アンチクライスト [Blu-ray]

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オレはホントこのラース・フォン・トリアーとかいう監督が大嫌いでね、「ほうらほうら人間の真の姿はこんなに醜いのじゃああわっはっは」とか知ったことぬかしたような映画撮ってますがそれは単にお前の心根が貧しいだけだからだろう、としか思えないんですよね。しかしそんな糞ラースの映画をワーストではなく何故次点に入れたかというと、貶しまくってやる気満々でレンタルしようと思ったら、これが、借りられない。ああくそうにっくきラースの糞映画を地獄の底まで罵倒してやるつもりだったのに借りられないとは何事じゃ、なんという不覚なのじゃ、くそうくそうもうこうなったらアマゾンで買ってでも観てやる、買ってでも愚弄してやる、なぜならそれだけわしは糞ラースが大嫌いだからじゃ、わしの恐ろしさを思い知るがいい糞ラースよ!わっはっは!ということでわざわざBlu-ray買って観ちゃったんですよねこの映画。オレいったいナニやってるんっすかね。観てみると映画はやっぱり大嫌いでしたけどね!あ、いや、ええっと、はっとするようないいシーンもありましたけど…。ああ最新作の『メランコリア』もきっと糞映画なんだろうなあ!早く観たいなあ!(え 【感想】