■DJ-Kicks:Erlend Øye
キング・オブ・コンビニエンスのメガネのほう、アーランド・オイエが果敢にもDJMix!これが思ったよりもよくハマっていてきちんとクラブ仕様です。ハウス・ビートに乗せてアーランドくんが勝手に好きな曲を歌っていると言う愉快な出来で、スミスや
ペット・ショップ・ボーイズ(がカヴァーした曲)が飛び出すとこなんざ
ニューウェーブ世代には堪らないものがありますな!この間DOYさんからお借りしたCDです。
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■DJ-Kicks: Trüby Trio
ドイツのフューチャージャズレーベル、
コンポストの3人組DJ、Trüby TrioによるDJ-Mix。リリースは2001年とちょっと古いんですが、非常に気持のいいアシッドジャズ・サウンドを展開しています。実はこのユニット、よく知らなかったんですが
ジャイルス・ピーターソン、ジャザノヴァと並ぶクラブジャズ界の大物なんだとか。
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■DJ-Kicks:James Holden
James Holdenはテクノ・アーチストながらもどこかロックのダイナミズムと
サイケデリックさを兼ね備えており、このDJ-Mixも
シューゲイザー・テイストのラウドな音が目白押しで実にとんがっているなあと感じさせる。そしてなんといっても若々しいんだよなあ。
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■Runner / Glimpse
この人もジャンル分けが難しい人だなあ。トライ
バルビートからダブ・ベースの響く曲へと繋がったかと思うとディープハウス、レゲエ、ビートダウン系のヒプノタイズな音、などなど様々なリズムが続き、よくもまあ一人の人間からこれだけ多彩な音を鳴らせるものだなあと感心した。
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■Hangable Auto Bulb / AFX
エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスの別名
AFXのアルバムで、これはちょっと古い音源なのだけれど、95年にリリースした12インチのシリーズをCD化したものだ。それもドリルン・ベース作品を連発し始めた初期の頃のものであり、ドリルン・ベースのリズムを会得したジェームス君が嬉しそうに狂ったリズムを展開している。やっぱりこの人は別モノだなあ。
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