ジェイソン・ステイサム映画を二本観た

■トランスポーター3 アンリミテッド (監督:オリヴィエ・メガトン 2008年フランス映画)


好きさ好きさオレはジェイソン・ステイサムが好きなのさ!なんといってもあのむさ苦しい顔が好きなのさ!ステイサム映画は何本か観ていたけどやっぱり『アドレナリン』の体を張ったバカ演技がトドメだったね!なんとオケツまで大々的に披露しているんだぜ!もちろん『アドレナリン2:ハイ・ボルテージ』もお気に入りだ!『デス・レース』も『バンク・ジョブ』もいいね!
さてそんなジェイソン・ステイサムの代表シリーズというとリュック・ベッソン製作・脚本の『トランスポーター』シリーズがあるね!?今やベッソンが関わってるというだけで地雷映画の名をほしいままにしているけど、『トランスポーター』も1作目が出たときは『TAXi』みたいななんだか大雑把な映画だと思ってたんだよ!でも暇つぶしにちょっくらDVDレンタルしてみたら結構面白いじゃないか!そして『2』が出てこれもDVDレンタル!これが前作よりもベッソン風味全開の大雑把&荒唐無稽な出来になってたが、ビール飲んで酔っ払って観てたからまあいいや!ということにしておきました!
というわけでやっと『3』に辿り着くんだが、やっぱりこれもレンタル!なんかこう「レンタルで観るべき風格の映画」というのがあって、要するに部屋でビール飲んで酔っ払って時々ネットやりながら雑に観てもOKな雑な映画ってやつがそうなんだな!この『3』も劇場でやってる時には涙を飲んでスルーしてDVDが出るのを首を長くして待ってたよ!そして待ちに待ったDVDリリース、早速借りていつものように酔っ払って雑にみてたけど、今回も惚れ惚れするぐらい雑な映画だった!
ステイサム演じる運び屋が「車から20メートル以上離れたら爆発する腕輪」を付けられ謎の組織から謎の女を運ぶ要請をさせるわけなんだけれど、結局この「爆弾腕輪」のアイディアが先にありで、あとの物語や設定は適当に付け足したんだろうな!その付け足された物語っていうのが説明するのがメンド臭くなるようなこじつけがましいお話で、いやーその雑さにおいて期待を裏切らない出来だったよ!だいたい敵役の正体が「国際廃棄物管理会社」って、なんだかもうしみじみセコかったな!
しかしね、この数百円でレンタルして酒飲んで寝っ転がって適当に観て観た後はさっぱり忘れられるどうでもいいセンスっていうのは大事だな、と思うわけだよ!そのためには整合感がどうとかよりも適当にドンパチやって飽きさせないようにしとけばOKなのさ!映画は映画館で観るべき、という話もあるけど、部屋で楽にして観たい映画もある!それこそはこの『トランスポーター』というわけなんだ!だから是非『4』も観たいな!絶対またレンタルして雑に観るよ!

■トランスポーター3 アンリミテッド 予告編


トランスポーター3 アンリミテッド [DVD]

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■ローグ・アサシン (監督:フィリップ・G・アトウェル 2007年アメリカ映画)


さてステイサム映画をなにかもう一本レンタルしようとレンタル屋であれこれ探しましたが、ウーヴェ・ボルの『デス・リベンジ』とこれが並んでいて、「とりあえずウーヴェ・ボルは避けよう!」ということでこの『ローグ・アサシン』を借りたわけですな!一応ジェット・リー主演!デヴォン青木ジョン・ローンまで出てくるじゃないか!ケイン・コスギも地味に出ているらしいけど地味なのでよくわかんなかった!しかし映画の方は謎の殺し屋!とか友の復讐!とか言ってるわりになんだか盛り上がんなくて、ジェット・リーは相変わらずジェット・リーを演じてるだけだしステイサム君は突然シュールすぎる日本語を駆使して驚かせるけど生彩に欠けるし、観てて途中で飽きちゃったじゃないか!そしてクライマックスを迎え最後のドンデン返しらしきものが描かれるんですが、それがありえなさ過ぎて何もかもしらけまくりだ!なんか『フェイス・オフ』を観た時の"ありえなさ感”を感じてしまった!ま、これも雑な映画だったということだな!いやあこうなったらウーヴェ・ボルの『デス・リベンジ』も観ようかしらん。

ローグ アサシン [DVD]

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