ゴッド・オブ・ウォーIII (PS3)


極悪アクション・ゲームの真打、『ゴッド・オブ・ウォーIII(GoW3)』の登場であります。なんかここ最近毎週ゲーム買ってやってますが、これって年度末決算のせいでリリース・ラッシュが続いていたんですよねえ。買うのはいいんだが終わらす暇が無い…。

今回単体の『GoW3』の他に、『『GoW』シリーズ全3作がパックになった『ゴッド・オブ・ウォー・トリロジー』というのが発売されているんですが、オレはこっちを買ったんですよ。でもPS2で発売された1、2作目って実は持ってるんですけどね。自分の日記を調べた所、2006年には『ゴッド・オブ・ウォー』を、2007年には『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』をそれぞれ購入しプレイしていることが書かれているが、白状すると、どっちもクリアしてません。今回の『トリロジー』に入っている1、2作目はPS3の環境に合わせて画像解像度をHD仕様にしたいわゆるリニューアルヴァージョンなんですが、このHD画像の画面を見てみたかったんですよ。いやゲーム内容は一緒なんですが。今回買い直したんでついでにクリア目指すかどうかは謎です…。ちなみに1、2作リニューアルバージョンのみの発売もされております。

ギリシャ神話を題材としたこの『GoW』は主人公クレイトスによる《神殺し》の物語なんですね。クレイトスはスパルタ最強の戦士だったんですが、神々の策略により妻と子を自ら手にかけてしまうんです。復讐を誓ったクレイトスはゼウスとオリュンポスの神々を皆殺しにするため武器を手に取る…といった物語なんですが、今作ではかつて神々との戦いに破れたタイタン族を地底から呼び覚まし、神々の神殿へ侵攻を掛ける、というのがオープニングになってます。なにしろ初っ端からど派手に飛ばしまくってますねえ。どデカいタイタン族が画面狭しと暴れまわる様はホント力入ってます。この間まで『ダンテズ・インフェルノ』とか『ダークサイダーズ』とか、『GoW』フォロワーみたいなアクション・ゲームばかりやってましたが、本家のゴージャスさはやっぱり別格ですなあ。売れ筋タイトルなんで金掛けまくってるんだろうなあ。

全作からの残虐さもきちんと引き継いでいて、さすがCEROレーティングZ、ガキお断りの残虐さは健在であります。ヘリオス戦なんて傷つき横たわるヘリオスにそこまでやるかと思っちゃうぐらいガシガシガシガシ蹴りを入れまくり、しまいには首ねじ切って、さらにはその生首をアイテムとして使用するなどという、博愛と友愛に満ち満ちた心温まる展開を楽しむことが出来ます。

ただ、ギリシャ神話という世界観は誰もが知っているという安心感があるし、イジリようによってとても面白くなるけれども、新鮮味自体はあんまり感じないという部分もあって、この3作目で打ち止めにしてよかったような気もするなあ。それにしても1作目も2作目もクリアしてないオレでありますが、この3作目はきっとクリアしますよ!…えーっときっと多分…。


ゴッド・オブ・ウォー コレクション

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