大島弓子の飼い猫漫画。前巻まででも随分と飼猫の増えていた大島さんですが、この5巻で描かれている2004年の時点で7匹だか8匹だかの猫を飼い、現在は14匹の猫がいるらしい。それだけでは飽き足らず、近所の野良猫にまで餌をあげ、病気の野良猫を見つけたら動物病院へ連れて行き自腹で治療してやり、さらに里親まで見つけてあげるという奮闘振り。野良が子猫を産んでもやはり里親を探してあげるのだ。こういうのってちょっとやりすぎじゃないのかって最初オレ思ったんだけどね。なんかこう、いるじゃないですか、猫屋敷の猫おばさんみたいな、どことなくヤヴァい臭いをさせた偏愛に走る人が。大島さん、それになっちゃったんじゃないのかなあ、となんだか危惧してたんですけどね。ただなんかこの5巻読んでたら、やっぱり相変わらずなんですが、平伏したというか、大島さんは大島さんの生き方をどこまでも貫いて下さい、って気になっちゃった。あとまあ有名漫画家ってことでお金も時間的な余裕もある人だしねえ。猫がマンションに寄ってくるというので猫嫌いの近所の人からの苦情もあるようですが、それでも我を貫く姿はやっぱり筋金入りの猫
原理主義者と言えるかもしれませぬ。
西原理恵子と著名漫画家とがお題をもらい、何も見ずにそのお題の絵を描くという対決シリーズ第1弾。「え、この人が!?」という漫画化が次々に登場し、「え、この人が!?」とびっくりしてしまうぐらいみんな絵がマズい!登場する漫画家は
しりあがり寿、
みうらじゅん、
藤子不二雄(A)、国友やすゆき、
ちばてつや、
高井研一郎、
とがしやすたか、
やなせたかし、
江口寿史、
福本伸行、とそうそうたるメンツ。「○○出てこーい!」とプロレスよろしく挑戦者を募るサイパラさんの、何もかもネタにしてしまうパワフル振りが相変わらず凄い。それと「いや本人はちゃんと描いているつもりであろうがどうよこれ的な」漫画家として《元祖》
池沢さとし、《天上人》
福本伸行、《首寝違え三人衆》
柳沢きみお、
三田紀房、国友やすゆき等の名前が挙げられていたが、いやー、確かに確かに!オレもここで名前の出た漫画家はみんな絵が汚くて誰一人として好きじゃなかったもんなー!と変な所で溜飲が下った。次回も期待しております!
戦略
自衛隊ネルフ本部突入、という旧劇場版「
Air」あたりの展開なんだが、
エヴァの中でも一番好きなパートなので、映像で何回も観ているのにこうして改めて漫画で読み返しても盛り上がりまくりのオレだ!なんといっても戦略
自衛隊の情け容赦無い殺戮シーンがいいよね!あとブチ切れアスカと
エヴァ量産機との血飛沫飛び臓物溢れる戦闘も愉快だよね!ただ問題はこの後の展開なんだけどね!?