怪しいはてダ隊〜赤坂の黒猫の夜はカエルと鴨の舌で更けていった!


土曜日は《怪しいはてダ隊》メンバーである灸洞さんが転勤で東京を離れるという事で急遽壮行会を開くこととなりました。
会場に選ばれたのは港区赤坂にある中国郷土料理店《黒猫夜》。中国料理とは言ってもよくある四川風だの広東風だのと言ったいわゆる"中華料理"ではなく、本当に中国の田舎で食べられていそうな土着っぽい料理がメニューに並んでいるんです。なにしろカエルだの鴨舌だのの多数の変わった食材が珍しい。《怪しいはてダ隊》が攻略しないで誰が攻略する!という怪しい雰囲気(もちろんちゃんとした店ですが)満点です。しかしこのオレが赤坂でメシ食うなんて世の中変わりましたねえ…。
この日集まったのは灸洞さんをはじめドラドラさん、姫さん、ヘデクさん、ぱせよさん、そしてオレの6人。最初はレイジーさんも予定されてたんですが急なお熱の為ダウン、残念ながら参加を見送られました。
と言う訳で早速「カエルとマコモダケの蝦子炒め」や「百家風鴨舌の炒め」や「鳥足の沙醤蒸し」、「活〆うなぎ豆鼓蒸し」や「臭豆腐入りニラ玉」などを頼み「怪しい!これは怪しい!」と大いに盛り上がる《怪しいはてダ隊》一行。お味の方はというとカエルはプリプリしていて普通に美味しかった。でもちょっと骨あり!"鴨舌"は"舌"というより喉のあたりの骨なんでしょうか?"鳥足"は腿ではなく本当に鶏の爪先!うなぎは頭と尾切った丸のままのうなぎをそのまま蒸して豆鼓で味付けした野趣溢れるもの。これも骨のまま!「臭豆腐入りニラ玉」は臭豆腐の独特の匂いがモワッときましたがお味はコクがあって大変美味しかった!
その他紹興酒蒸留酒も中国の珍しいものを取り揃えているらしく、小さなグラスに入った3種1200円の利き酒セットを紹興酒蒸留酒それぞれ頼んでみんなで回し飲みしてみました。この飲み方だとお安くいろんなお酒をちょっとずつみんなでガヤガヤ言いながら楽しめていいですね。
灸洞さんのお仕事は政府諜報関係とか総会屋とか竿竹屋とか萌え絵アーチストなどと様々な憶測が飛び交っていましたが、実際はプログラマーなのだそうです。その移転先も最初、フィジーとかバヌアツとかボツワナとか大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国とか石油掘削用移動式人工島とかUFO撃退基地ムーンベースなどという噂がまことしやかに囁かれておりましたが、どうやら普通に札幌ということでありました。この日は引越し準備の最中大変忙しい中を縫って来て頂いて本当にありがとうございました。札幌は寒いけど風邪引かないで下さいね!それではお元気で!

■黒猫夜

〒107-0052 東京都港区赤坂3-9-8 篠原ビル3F
TEL:03-3582-3536
ぐるなび:http://r.gnavi.co.jp/a457100/

中国マニアNo1国内唯一の中国酒専門酒菜館。見た事も食べた事もない本場郷土の酒と味。鴨舌、酒鬼、刀郎…
在中5年の歳月でさがし続けた本場郷土の味と酒、勇気を出してこだわりました。多くの中国人シェフと共に日本人の口にあう郷土の味を探求。原産地酒蔵と直接契約し、当店でしか味わえない本当においしい黄酒、白酒数多くそろえてます。女性に大人気上海で見つけた花茶ハイ。今までに、全てにおいて出会った事のない新しい中国。小さな隠れ家的なお店ですが、従業員一同心よりお待ちしています。


※以下にこの日の料理の写真などを載せておきますが、殆どの写真が失敗でボケボケ…あんまり参考にならないとは思いますがそんなんでよかったら御覧になって下さい。

■百家風鴨舌の炒め、ウルムチの羊串焼き

■カエルとマコモダケの蝦子炒め、 鳥足の沙醤蒸し

■静岡産活〆うなぎ豆鼓蒸し、臭豆腐入りニラ玉

■豚大腸一本揚げ甘酢ソース添え、五目野菜あん湯葉巻き揚げ

■黄酒(紹興酒)三種の利き酒セット、白酒(蒸留酒)三種の利き酒セット