ジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)のちょっとエッチなラブ・コメディは微妙にハァハァ…だった!?

■噂のアゲメンに恋をした! (監督 :マーク・ヘルフリッチ 2007年アメリカ映画)


ジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)のちょっとエッチなラブ・コメディ映画である。「ぬぁにぃぃ!あのジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)が"ちょっとエッチ"な映画に出るだとおぅぅぅ〜〜ッ!」と既に血圧は上がりまくり瞳孔は開き鼻息は荒く口からは涎を垂らし心臓はバクバクもんでDVDをプレイヤーのディスク・トレイに思いっきりブチ込んだオレである。あの清純そうなジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)がいったいどんな凄いことに!?ああもあろうこうもあろう、いやまさかこんなことまで!?ひょっとしてあんなこともありなのか!?いやちょっと待てよだってそれはマズイだろ!?オレいったどうしたらいいんだよ!?…などと観る前から早くも錯乱気味のオレだ。

主人公は歯科医師のチャーリー。彼は"自分と1回寝た女性は自分と分かれた後「運命の人」と出会う"という呪いをかけられ、それを知った「運命の人」と出会いたい女達が大挙してチャーリーのベッドに訪れ、アハンウフンとやった末その後本当に他のいい男をゲットしていたのだ。すっかり食い物にされているチャーリーだったが、ある日彼はジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)演じるキャムにぞっこんになる。しかし、ここでキャムをやっちゃったら、彼女も自分と別れてもっと素敵な「運命の人」の所に行っちゃうんじゃないか…。妄想と疑心暗鬼で頭がパンクしそうなチャーリーの運命は!?というお話である。

どうせお話など無いに等しいと思って観てたが、これはこれで結構面白かった。後腐れなく山のようにエッチができるからいいんじゃね?とは思うが、これが本気で惚れた女だと困っちゃう!ということなんだろう。こういうシチュエーションの映画ってウィノナ・ライダーたん主演の『セックス・カウントダウン』なんてぇのもあったな。どっちにしろ「エッチはエッチで、愛はそれとは別」というのも、潔癖な方には眉をひそめる様なオハナシだろうし、「やるだけやっといてナニ悩むことがあるんだタコ」などと別方面でも苦言を呈されるかとは思うが、そこはホラ、単細胞な毛唐の作る映画だと思って勘弁してやってくれ。

さて懸案のジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)の「ハァハァ…」はいかに!?ということだが、ラブシーンはあってもエッチなシーンは無かったね。まあ分かってたけどね。だいたいオレのジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)がそんなふしだらなことするかよ!?ジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)は永遠の清純なんだよッ!ジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)はウンコだってしないんだぞ!?…まあ別にしてもいいんだが。

むしろ見所はジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)のその豪快なドジっ子振りである。あのジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)がドジっ子なのである。「やだー」とか「うそー」とか言いながら変形八の字眉毛状態でベロを口からちょこっと覗かせ、自分で自分の頭をポカッとか叩いて「テヘ」とか言うあのドジッ子である。そして「お前ってドジっ子だなあ」なんて言おうものなら目の辺りをバッテンにさせ「違うもん違うもんドジっ子じゃないもん!」とか言いながらグーパンチで相手の胸をポムポムと叩くというあのドジっ子なのである。ここで重要なのはこの時の擬音は「ポムポム」であり「ポンポン」では決して無いということである。細かい部分であるが要注意であろう。

そして映画でそんなドジっ子振りを披露するジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)を愛でながら、オーストラリアで30万ヘクタール以上も燃やしつくした山火事の如くオレの心が萌えまくったのは言うまでも無い。ああジェシカ・アルバたん(ハァハァ…)、ハァハァ…。しかしタイトル「噂のアゲメン」だが、それを言うならアゲメンではなくてアゲチンが正しいのではないか?などと微妙に疑問を感じる今日この頃のオレである。