Helen merrillはレコード回転数を落としたかのようなスローなテンポと柔らかくハスキーなヴォーカルが聴いててトロトロになってしまいます。『What's New』なんて聴いた日にゃあ部屋でスライム状態。トロトロ。
『Ballads /
John Coltrane Quartet』はジャズ・スタンダードとしてとりあえず押えておかなければならんバラード集ということで。
『We Get Requests / The
Oscar peterson』はピアノ・トリオの演奏ですが、雨音のようにピロピロと鳴り渡る演奏もさることながら、引き締まった硬質な鍵盤の音それ自体が心地よいという、実に素晴らしいアルバムであります。
1曲目「Cherokee」から勇ましくスピード感溢れる演奏が楽しい
Clifford Brown Max Roach Quintet。「パラパラパラパラ!」と歌いまくるトランペット!哀愁や静謐よりも最近はこんな賑やかさがお気に入りであります。
■Heavy Weather / Weather Report
『Heavy Weather / Weather Report』は
フュージョンも押さえとかにゃならんか、と思って聴いたがあまり好みではなかった。
『
Jaco Pastorius』はそのWeather Reportのベーシストのソロアルバム。こちらはブブブブ〜ンというベースの音が心地よいが、素人のオレが聴いてもなんか凄い弾き方しているのが分かるわ。
『Cool Struttin' /
Sonny Clark』はハード・バップ、ファンキー・ジャズといったジャンルの王道ということで押えておきました。
『Bitches
Brew /
Miles Davis』はマイルスのフリージャズ期の名盤、ということで聴いてみましたが、オレにはまだまだフリージャズはよく分からんなあ。
『In A Silent Way /
Miles Davis』は『Bitches
Brew』の半年前に録音されたアルバムだという話だが、こちらはあくまでもリラックスした雰囲気。でもアルバム全2曲の大作で、長すぎて掴み所が無いんだよなあ。