Vの伝染 (監督:アーネスト・ディッカーソン)


肝試しに葬儀屋へ死体を見に行った若者二人が出会ったモノとは。う〜〜ん、これは駄作!葬儀屋で襲ってきたゾンビみたいな奴がつまりは吸血鬼で、襲われた主人公が吸血鬼化した後、肉親を襲うかどうか悩んじゃう、というのが一応の筋書きなんだが、どこかで一捻りあるのかと思っていたら全くそれだけの物語であった。首筋の肉を齧り取られたまま生き返った主人公が、水を飲んだら首の穴からチューチュー水が洩れ出しちゃうという、という描写は楽しかったがな。導入部で主人公がFPSゲームをやっていて、これがオレもプレイしたことのある『DOOM3』というゲームであったが、物語にどう絡んでくるのかと思ったら、単なる雰囲気作りでしかなかったのも実に期待外れ。あ〜あ。