近所のDVDレンタル屋がダメ過ぎな件について

オレんちの近所にあるDVDレンタル屋というのが壊滅的なまでに酷い作品セレクトで、新作のラインナップを見ては溜息をつき旧作の品揃えを見ては肩を落とすというぐらいのていたらくなんである。○○やXXみたいな中途半端な話題作のDVDが20本は入るのだが、それが殆ど借りられていないとか、単館でそこそこ話題になった△△が入荷しないとか、店主のセンスの無さにほとほと失望する始末である。しかも最近は海外連作ドラマのDVDが人気らしく、映画のDVDがそれ押されている形になってしまっているではないか。いかんいかん。それではいかん。
オレがDVDを山ほど買ってしまうのも、このレンタル屋の品揃えの悪さに痺れを切らしてしまうからである。しかし実際観てみたらやっぱり詰まらなかった、なんてこともあり、くそうあのレンタル屋に入荷してさえいなければこんな余計な出費もしなかったのに、などと謂れのない逆恨みまでしてしまうオレである。しかもある意味それはレンタル屋店主のセレクトが正しかった事の証明になってしまう訳で、なおさらはらわたが煮えくり返るという「憎しみの連鎖」がオレの中で繰り広げられているのだ。おのれにっくきはあのレンタル屋。
まあしかし、マニアックな映画をレンタルしたければTSUTAYAみたいなところに行かんとアカンのだろうなあ。だが電車に乗ってDVD借りてきて電車に乗って返しに行くのはなんだか好かんなあ。面倒くさがりなんだよ。そんな事言ってるからダメなんだろうなあ。考えてみれば子供の頃からものぐさで面倒くさがりだったからなあ。こんなだからいつも何やっても中途半端なんだろうなあ。オレって駄目なヤツだなあ。……。などといらない反省までして無意味にブルーが入っちゃったじゃねえかよオイ!レンタルDVDごときでなんで自らの半生を振り返らなきゃならないんだよ!振り返ったついでに小学生の時好きだったサ○イユ○コちゃんが転校してとっても悲しかった思い出まで甦ってきたよ!なんなんだよこれいったい!どうしてくれるんだよッ!
…というぐらい何が何だか訳が判らなくなるぐらい激昂するオレなのであった。そして近所のレンタル屋にはとりあえず『恐怖奇形人間』ぐらい置いて貰いたいのであった。以上。