DOA デッド・オア・アライブ

格闘ゲームデッド・オア・アライブ』を実写映画化したもの。ゲーム映画ですからお約束のようにおバカです!「なにもそこまで狙わなくても」と思っちゃうぐらい馬鹿馬鹿しいです!ゲームと一緒で髪の毛の色が紫の人もいます!冒頭で断崖絶壁に建つ中華風の王宮が映し出されたかと思うと、「石狩山脈 日本」なんて紹介され、なんだかラストエンペラーみたいな人たちが一杯かしずいてたりしてるんだが、ここいったいどこの日本だよ!だいたい忍者の王国ってなんだよ!という爽やかなインチキ臭さが脳細胞を1000個ぐらい死滅させてくれます。しかし突っ込みどころは結構あるにも拘らず、この映画、そこそこ予算も使ってるみたいだし、ワイヤーアクションも手堅く取り入れて、アクションは上手く撮ってるんじゃないでしょうか。つまり、バカ映画なんだが、手を抜いてないし作り込む所は真面目に作りこんでるのね。オチャラケていないんだよね。しかも映画ではゲームに倣ってビーチバレーまでやっているという念の入れよう。女優陣もしっかりせくしいに撮られていて、なかなか好感の持てる良質バカ映画でした。