そんなゲーマーに誰がした

今日は休日ではあったが本社でAM10時から会議があり出席しなければならなかったのだった。
ところで今日、何故だか分からんがAM5時頃目が覚めてしまいそのまま起きてしまっていたのである。9時頃アパート出るにしても4時間も時間があるではないか。おおこれはミッチリ・ヌッタリ・ムッチリ・マッタリとインターネッツでもしてようかい、ネットの海は広大だからねグフフ、などと早朝から『恐怖奇形人間』(※この辺参照)のようなおぞましい猟奇な父さんモードで、ゾウリムシのようにズゾゾゾゾゾとパソコン机の前に移動すると、映画「エイリアン」のフェイスハガーのようにモニターに貼り付いたオレである。
そして…♪あとはオボロ〜、あとはオボロ〜と、「ああ今宵また忍び寄る恍惚のブルースよ」状態なのであった。いかん40歳以下には絶対分からない歌だ。
気が付けば小うるさい傭兵どもを薄暗い廃工場の中からヘッドショットしまくっている自分がいたのである。またゲームしてたんである。早朝シューティング。既に50人ぐらいの敵兵の脳漿を化学廃棄物と放射能まみれのウクライナの荒野にぶちまけていたに違いない。
オレのことは地獄から還ってきた殺し屋FUMOと呼んでくれ。血も涙も無いアブラ中年さ。オレの後ろに立つなと言ったはずだ!さっきスカシッペをしたのがバレてしまうじゃないか!…などと訳の分からないしょうもない妄想をレンタルビデオ屋のアダルトコーナーに知らなかった振りしてこっそり入ってみた男子中学生の股間のように脹らませていたオレであるが、ふと時計を見るととんでもない時間になってるではないか。
なにしろ今日は会議なんである。朝5時に目が覚めたのに10時の会議に間に合わないとはいったいどういうことだ。しかもゲームやってて遅刻とは、幾らオレの社会性や人間性や責任感や義務感が、ゴキブリの翅のように薄く大井競馬場から首を項垂れて出来てくるオッサン達の財布のようにカラッポであったとしても、ちょっとシャレんなんないではないか、と思ったのであった。
という訳で早朝大量殺戮&早朝猛ダッシュという、恐るべきハンテンションでオレの今日の一日は始まったのであった。あ、会議っすか。いやあ、朝早く起きすぎちゃったから、眠っちゃってたボクチンだよ!てへっ!