『S.T.A.L.K.E.R.日記』とは書いたが別にオレがストーカーをしているわけではない。PCゲーム『S.T.A.L.K.E.R.』である。近未来のチェルノブイリ原発跡地を舞台にしたこのゲームは環境描写が恐ろしく細かく、ゲーム世界に昼夜があり天候が刻々と変わっていく様が表現されている。天候は晴れたり曇ったり雨が降ったりと、その時その時で刻々と変化してゆくのだが、突然雷が鳴り稲光が光ってびっくりしたこともあった。また風が強い日があり、そんな日は砂埃が舞うなどという細かい表現までされているのである。昨日のプレイではゲーム内での昼間に廃坑に潜り、ミッションが終わって出てくると既に夜になっていた。そしてふと空を見上げると雲の間から沢山の星が輝いているのが見えるではないか。オレはその時、草木一本にまで細微に作りこまれたウクライナの荒野に、実際に立っているような既視感におそわれて、なんだかうっとりと星空を眺めていたのである。すると暗がりの向こうから武装した敵傭兵が現れ、オレは蜂の巣されてゲームオーバーとなってしまった。現実は厳しいと言う所まできちんとシミュレーションされているゲームなのであった。他にもあんまり走り回ると息が上がって暫く身動きが出来なくなったりとか、たまに糧食を食べないと腹が減って動きが鈍くなるとか、実にリアルな演出がされたゲームなんである。いやこれマジ面白いわ。
S.T.A.L.K.E.R.:Shadow of Chernobyl英語版
- 出版社/メーカー: イーフロンティア
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: DVD
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