子供の頃って白いごはんの上になんかかけないとごはんが食べられなかったりしてませんでした?ふりかけとかそういったヤツ。オレだけなのかなあ。今日はそんな子供の自分にごはんの上にかけて食べたものを思い出して書いてみようかと思います。
・卵かけごはん
これはポピュラーですよね。今でも酒飲んで小腹が空いた時はつるっといっちゃいますね。貧相かもしれませんが美味しいんだよなあ。
・ふりかけ
丸美屋ののりたまが基本でしたねえ。ただのりたまって塩っ辛い印象があって、よく食べてたにも拘らず納得できないものがあったな。当時は「三色ふりかけ」と言って「のりたま」「たらこ」「ごま塩」が一つの容器にセパレートして入れてあるふりかけが売られていましたね。今検索掛けたら3色ふりかけ使ってた方は皆一様に「ごま塩だけ残っちゃう」と言っていてその通りだった!ふりかけで一番好きだったのは名前忘れちゃったけど「かつお節味」のふりかけだったな。当時は「おそ松くんふりかけ」がそうだった。(「おそ松くん」は赤塚不二夫の漫画キャラです)ふりかけもそうだがさらにお湯をかけてふりかけ茶漬けとかよくやってたなー。ちなみにのりたまの原料には”こしあん”が使われているらしい!
・魚卵系
トビウオの卵とかですね。ちっちゃい粒粒で。なぜか「とびっこ」と呼んでたな。オレの妹はあれがなければごはん食べませんでした。あと実家ではイクラよりも筋子がポピュラーでしたね。塩辛は子供の頃は食べられませんでした。
・海苔
まあこれもポピュラーですが、ここではフモ家独特のレシピ「しょう油巻き」を紹介しましょう。1.海苔巻きを作る手順で海苔にごはんを広げます。2.しょう油を一筋スーッと垂らします。3.巻きます。4.それを食べます。ウマー! …要するに具が無くてしょう油の味だけする海苔巻きなんだよッ!これ…しょっちゅう食ってました…。
・海苔佃煮
「江戸むらさき」とか「ごはんですよ!」とかいう類のものですね。これも異様に食ったなあ…。椎茸入りのヤツが特に好きでした。
・なめたけ瓶詰め
中はエノキダケなのになんでなめたけって呼ぶんだろ、と思ってましたがなめたけはエノキダケの別名なのらしい。これを食べてたのは割と時代が後ですね。この間TVでやってましたが”なめたけを食べ終わった後の瓶に残った汁だけでごはんを食べる”というのはさすがにやったことは無かったなあ。
・さくらでんぶ
”でんぶ”というのは、白身魚の身をほぐして乾燥させピンク色に着色させた食べ物ですね。五目ちらしや太巻きによく入れてたような。これをごはんに掛けて食べるわけです。なにしろどぎついぐらいにピンク!茶碗の中がピンク色!そんな色だったんで、袋の原材料表示読んでも魚だってなかなか納得できなかったなあ。
・黄な粉
オレんちでは黄な粉までごはんに掛けて食ってましたよ。きなこに砂糖と塩をほんのちょっと混ぜてね。黄な粉餅の感覚だったな。
・バター
これやられる方は結構いらっしゃるみたいなんですが、オレはこれだけは邪道だと思っていた!多分乳臭いのが嫌いだったんでしょう。
・お茶漬け
あとなにかというとお茶漬けばっかり食べてたなあ。梅茶漬け好きだったなあ。子供の頃は永谷園は神ブランドでしたね。あと焼きジャケの身をほぐしてごはんの乗せお茶漬けにしたりとかよくやってたなあ。
・味噌汁
味噌汁ぶっかけめしも基本中の基本だった!それもわかめの味噌汁が特に好きで。今の親は子供にこんなもの食べさせないだろうなあ。ってか子供も食べないっすよねえ…。見た目残飯っぽいし…。漁師の方は夏場冷たいごはんに氷の入った冷たい味噌汁をぶっ掛けて食べる、というのをどこかで聞いた事がありますが、それはさすがにやったことはありません。
・焼き味噌
実は今回の「かけごはん」の中でこれが一番の好物だった!どういうものかというと、普通の味噌に砂糖と塩少々入れて油を敷いたフライパンで炒める、とただそれだけのものだったんですけどね。なんか異様に食ってましたね。文字通り「何杯もいける」ってやつでした。ちゃぶ台の真ん中にフライパンがドーンと置いてあってそこから焼き味噌とってごはんに乗せるだけですよ。自分でも作れたし、親は楽だったろうなあ…。
オチはありません!