コーヒーと絶滅危惧種

コーヒーが「絶滅危惧種」を脅かす? WWF報告-インドネシア
この間コーヒーの話を書き、おふざけで「パンダブレンドとか絶滅危惧種のブレンドを作って売り上げの一部をWWFに寄付すればいい」などと書いたら、どうも本当にコーヒーと絶滅危惧種というのは深刻な問題になっているらしいことを知ってびっくりした。
コーヒーの闇畑というのがあり、それの耕作のせいで絶滅危惧種生物の生活環境が脅かされているという話。ここまでするほどコーヒーというのは需要が高いもんなんだなあ、ということは実感した。インスタントコーヒー向けの豆、というのもあるんだね。
しかしコーヒーの闇畑っていうのが凄いね。ここで作られたコーヒーは闇コーヒーということになるね。闇コーヒー。なんか凄いじゃない。
ある喫茶店にそこの常連が行くわけだ。で、店長に小声で話しかけるわけ。
「例のヤツは入ったか?」「…はい、”アレ”ですね。入荷しております…。奥の部屋へどうぞ…。」
こうして客はあたりを伺いながら喫茶店の奥の部屋へと入るわけよ。小窓のある扉があって、入る前に合言葉を言わなきゃならないとかだったら抜群だね。そこで待っているのは当然例の闇コーヒーね。赤いビロードのカーテンが四方の壁を埋めた薄暗い部屋で、出されてきたコーヒーに客は莞爾とした笑みを浮かべこう言うのね。
「おお…これが噂に名高い至宝の闇コーヒー…なんと芳しき香り。」
部屋のあちこちにはコーヒー農園によって絶滅に危機に瀕している動物達の剥製やら模型が置かれているとなおさら背徳感が増してきていいね。勿論部屋の隅では気だるいサックスの調べに乗って小人が踊ってるのね。…ってかツインピークスかよこれ。どういうオチなんだよ。