- 作者: 石田徹也
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 大型本
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石田徹也は若者達に絶大な人気があり、それは若者達の生き辛さを代弁しているからだ、という言葉をどこかの日記で読んだ。でも思うに、青春期というのはとかく葛藤や逡巡に満ちたもので、生き辛いものなのだと思う。オレはここで負けるなとか頑張れとか偉そうなことは言えないのだが、世の中と言うのはどんな文明的で文化的に見えたってジャングルと大差ない野蛮な部分を持っていて、それは我々が人であると同時にケダモノでもあるからなんだが、油断すると食いつかれるからサバイバルするテクニックとタフに生きるテクニックは磨いておいたほうがいい、ぐらいのことは言ってあげたい。
繊細な青春期があったとしても、それは青春期でしかないんだと思う。そしていつまでも青春期に拘っていては前に進めない。死んだり病気になったりする観念って、結局ダメだしつまらないもんなんだ、だからそんなものさっさと捨てるべきだ、とオレなんかは思う。
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