松尾スズキな日々

44歳と言えばもはや中年を超えて初老である。もう一つ歳を取って45歳になってみろ。四捨五入すれば50歳じゃないか。50歳。半世紀である。倍にすれば100歳。1世紀じゃないか。もう十分長寿と言うような気がする。毎年言ってるが、キリストもジョン・レノンボブ・マーレーもこんな歳まで生きていなかったのである。世界の偉大な人物達より長く生きられたというだけでも僥倖である。だからオレは40を過ぎてからは人生あとは余禄だと思って生きている。要するにオマケの人生ということである。逆に言えばやる気の無い人生ということもできる。悪かったな。
ところで44歳の人生とはなんだろうか。何をロール・モデル即ちその指標として相応しい人物として生きればいいのであろうか。
この辺で今年44歳の芸能人などを調べてみる。豊川悦司藤井フミヤ三上博史、44歳。…。無理。ルックス的に無理。無理無理無理無理!!しかしふと見ると…松尾スズキ、44歳。…おおお、これだ!オレには松尾スズキほどのお笑いのセンスや才能はないが、失笑や冷笑や嘲笑など人から蔑まれあざけ笑われ見下されるセンスならたっぷりあるつもりだ。いや、誰にも負けない、と胸を張って言ってもいいぐらいだ。この間もヘッドフォンで音楽聴きながら電車でヘコヘコ腰振ってたら、前に立ってた女子に鼻で笑われてたからな。けっ。望むところだ。
それに松尾スズキならルックス的に見てあんまり努力しなくてよさそうだから気が楽だしな(おい)。
だからオレはこれから松尾スズキをロール・モデルとして生きることにしたのであった。目標、松尾スズキ
と言う訳でオレは今日で44歳になります。


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