ビフォー・アンド・アフター・WIRE06

《WIRE06》前後のオレの怪しい行動の日記。音楽の話はあまり出てこないかも。


■9月1日:《WIRE06》ゲロゲロ前夜
風邪気味で頭が重いにも拘らず東京で”暑気払い”と称して社内で飲み会があるというので参加。タダ酒ならなりふり構わないオレ。
二次会はカラオケだったが、例によってオレのマイクパフォーマンスが強行され、来ていた連中にいつものように顰蹙を買う。
オレのマイクパフォーマンスとは、マイクを握ったオレに暗黒大魔王が降りてきて、「うぎゃあぁあぁあぁ〜〜〜っ!」と悪魔の如く絶叫しまくるのである。ゴス系のロケンローラーを想像して貰うといいかもしれない。やってるオレは気持ちいいのだが、聞かされる方はたまったものではないだろうな!
するとなぜか全然知らないお兄ちゃんがオレらのカラオケルームに入ってきて「外から聞こえました!凄いパフォーマンスですね!」などと感激もあらわにオレに言うではないか。そして「当たり前だ!オレの魂の叫びを聴け!」と言ってお兄ちゃんの目の前で再び絶叫パフォーマンスをしてあげるオレ。感動するお兄ちゃん。オレと固い握手をしてお兄ちゃんは去っていった。
さて帰ろうということになったが、オレの後輩のレザボア・ドッグス系淫蕩破戒坊主『う』が飲みなおしたいというのでオレの部屋で飲んで泊まっていく。部屋中を席巻する人形の数に驚愕する破戒坊主。


■9月2日:《WIRE06》突入前
完璧に二日酔い。頭も胃も痛い。破戒坊主はお昼に帰っていったが、オレは3時ごろまで布団でウンウン唸っていたのであった。取り合えず風呂に入り適当なものを腹に収め、何とか人間の気分に戻る。出掛ける。


■9月2日:《WIRE06》突入
会場に入った途端頭痛も胃痛も風邪っ気も全て吹き飛ぶ。どういう体の構造してるんだオレ。この間も書いたが、多少体調悪くてもでかい音の音楽に曝されているとすぐ気分がよくなるのである。気分が高揚すると体調も良くなると言うことだろう。
《WIRE06》でのことは昨日の日記通り。
そういえば、よく知らない方に説明すると、このWIREなんかではフロアーの外で休んでる人は大抵会場の通路やエントランスの床に座ったり転がったりしてるんである。夜半を過ぎるとみんな会場の床でとぐろを巻いて雑魚寝している有様である。その様はあたかも難民キャンプのようである。みんなが踊ってるフロアーで眠ってる奴もいるからな。お金掛かりまくってそうなハイファッションな兄ちゃん姉ちゃんたちが累々と床で死んだように眠っている光景は結構奇観だ。


■9月2日:《WIRE06》終了
アパートに帰ってちょっと寝たがそれほど疲れてない。勢いで昼間っからビール3缶ほど飲むが(おい)殆ど酔っ払わなかった。まだテンションが持続していたみたい。


■9月3日:今日
なんとなく筋肉痛。膝が痛い。一緒に行った会社の奴に電話したらやっぱり体が痛い!とわめいていた。ただしパンク娘は筋肉痛の兆し無し、と得意げに言っておったが。若いよなあ…。そしてオレのような年寄りは日にちを置いて痛みが強くなるので要注意である。ジジイは新陳代謝が遅いんだよっ!
ところであんだけ体動かしたんだから、さぞやダイエットになったかと思ったが、終わった後散々飲み食いしたせいか、体重量ったら全く前と変わってなかったぜ(滂沱の涙)!!