オレとオニンッギョ!(その2)

■オニンッギョ漫画
人形が主人公の漫画だと最初に思い出したのが江口寿史の「キャラ者」でしょうか。

キャラ者 1 (アクションコミックス)

キャラ者 1 (アクションコミックス)

キャラ者―Comical youth story with puppets (第2巻)

キャラ者―Comical youth story with puppets (第2巻)

でもね…江口ならではのお下劣描写はあるにしてもまだ!可愛すぎる!オレの幼少時のトラウマともなった地獄の人形漫画。それは…
伝説のホラー漫画家・ムロタニツネ象の「人形地獄」だあぁあぁあぁ!!!
確か悪魔的な人形師が美少女をさらってそれとそっくりの人形を作り、少女の魂を人形の中に移し変える、という話でした。ムロタニツネ象シュールレアリズム絵画を下敷きにした幻想的な背景とコミカルなキャラクターを登場させた幻想的なホラーを描いておりました。
(↓「人形地獄」収録の単行本「地獄くん」。現在絶版)


■オニンッギョ絵画
The Art of Barbie / Craig Yoe (編集)ISBN:1563056917
様々な現代アーティストが自由な発想や手法でバービーを描いた作品集。はっきり言ってふざけています。バービーがミイラになったり瓶入り酢漬けになったり、寿司ネタ乗せられたり、巨大ロボットと化してタイムズ・スクエアを蹂躙したり、イースター島の遺跡みたいに地中に埋められていたり、滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶なんですが、ポップ・イコンとして絶大な知名度があるバービーだからこそここまで弄れるのでしょう。


■オニンッギョ写真

ザ・ドール

ザ・ドール

人形の写真といったらハンス・ベルメールでしょうか。怖いです。でも四谷シモンとか耽美なのって興味ないんだよなあ。基本的に即物的なものが好きです。

ハンス・ベルメールは、ポーランドのカトヴィツェ(当時はドイツ帝国領)出身の画家、グラフィックデザイナー、写真家。ナチ党の政権掌握後の1930年代中頃に、等身大の少女人形を制作したことで知られる。超現実主義者(シュルレアリスト)に分類されるベルメールだが、人形の制作にあたっては、ドイツの情勢を支持する仕事はしないと宣言して、ナチズムへの反対を表明した。変化した形と型破りのポーズにあらわれているように、ベルメールの人形は、当時ドイツで盛んだった行き過ぎた健康志向に向けられたものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB



■バービー豆知識
バービー人形第一号は日本で作られていた。

①バービーの名前の由来は、マテル社の社長エリオット・ハンドラーとその妻ルースの実の娘、バーバラのニックネームである。
②バービーの第一号は、東京の下町の工場で作られた。
③バービーは、一九五九年に作られてから四十五年も生き延びてきたが、その間に「二度の決定的な変化」を遂げている。まず、六七年にツイスト&ターンの新しい顔でモッズ期のバービーにモデルチェンジし、さらに七七年に「チャーリーズ・エンジェル」の女優のような「スーパースター・フェイス」のバービーに転換した。
「テクノロジーとフェティシズムの融合した世界を覗き見る」
http://www.isc.meiji.ac.jp/~nomad/koshikawa/kwork/barbie.html


■104桃子の大集合
momokodoll.comのファンルームではmomokoファンの方自らが撮ったmomokoの写真をUPできる。かく言うこのオレも一度UPしたことがあります…。
これはその中の一枚なのだが、なんと104人のmomokoが一堂に会しているではないか!ス、スゴイ…。

はじめまして、香港からのmomokoファンです。昨日、104個の桃子が大集合しました!!!みんなさん、お楽しむ〜〜^_^
http://www.momokodoll.com/bbs_list.php?pageID=20


(またまた続く!!)