- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/30
- メディア: Video Game
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そう、その日オレは「やっと休みだ!心置きなくファイナルファンタジー12をやりまくろう!」とゲーム機にスイッチを入れコントローラーを握ったのである。「…よし、よしよし。グラップルだ。そこだ、アルゼンチンバックブリーカー!ストンピング!コーナーポストから大ジャンプ!よしシメはデキシーバスター!どりゃああ!カウントワンツースリー!やったあ!連戦連勝だああ!」…そこでオレは気付いた。オレがFF12なんかやらずにまたもや買ったばかりの『ランブルローズ ダブルエックス』をやっていたこと事を。(前置き長くてスマン。)
美女と美女との華麗なる饗宴。踊る肢体、波打つ筋肉。女子プロレスリングの世界で力と技を競う、KONAMIから発売されたXBOX360ソフト、『ランブルローズ ダブルエックス』です。『デッド・オア・アライブ 4』に続きXBOXがそのマシンパワーを余すことなく発揮した美しきギャル格闘ゲームです。今更グラフィックの美麗さを云々したくはないのですが、キャラのルックスはもとより筋肉や骨格の綺麗に浮き出たプロポーションはうっとりと見入ってしまいそうです。なにしろ各キャラクターの入場シーンを見ているだけで楽しい。全部のキャラの入場シーンを見ていても時間が経ってしまいそうなぐらい作りこまれています。そしてなによりエロイ。良い子のみんなはパパママのいる居間でやってはいけません。微妙な空気の漂う事必至です。あ、「18歳以上対象ソフト」でしたか。やっぱりなあ。いやあ、本当マジエロイっす。いい歳したおっさんのオレでも「い、いいのかこのポーズは!このアングルは!」と思わず逆上気味に興奮しまくりです!(おい)
■目指せスーパースター!
ゲームのほうもしっかり出来ています。しかもプロレスの大技が難しいコマンド入力など無くとも簡単に出せることが嬉しい。勝敗も肝心ですが戦いを美しく魅せることがゲームのキモになっているからでしょう。3D対戦格闘ゲームに慣れていると移動や技の出し方、勝敗の決め方が違うので多少戸惑うかもしれません。まずこれはプロレスというショウビズのお約束や決まりごとだと納得する必要があるでしょう。ですから動きはコンマ1秒のフレームを争う3D対戦格闘ゲームと違い、プロレスラーらしくのっそりしています。そして体力ゲージはありません。攻撃を加えて行き『必殺技ゲージ』を溜めることで必殺技を繰り出し、相手が弱ったと思われるところでフォールに入るのです。または絞め技により相手のギブアップを狙うかすることによって勝負は決まります。タイムアウトになるとそのまま勝負はお流れです。
またキャラクターには成長の概念があり、同じ技を使い続けると鍛錬され能力が上がっていきます。能力値以外にも体型や柔軟性も変化していくように設定されています。優れた戦いぶりをみせていくと『人気ゲージ』が上がって行き、これがある数値を超えると『スーパースター』へと変化し、コスチュームや入場シーン、技などがより華麗なものへと変化していきます。この『スーパースター』へと成長させるのが楽しみの一つで、敗北したりしょぼい内容の戦いをやって勝っても『人気ゲージ』は上がりませんから、出来るだけ派手な技をかけて勝つことが要求されます。自分の成長させたキャラが『スーパースター』になってコスチューム新たに入場するシーンは感動をおぼえますよ。
■『アイランドリゾート』でパラパラを踊らせろ!
試合会場も多数用意されており、伝統的な『アリーナ』の他にも荒野にしつらえられたステージ『レッドヴァレー』、夜の高層ビルの屋上と思しき『スカイクレイバー』、そして3D対戦格闘ゲームのように体力ゲージの存在する『ストリート』があります。しかしなにより楽しいのは南国の海辺でのステージ『アイランドリゾート』でしょう。ここで水着に着替えて、同じく水着姿の敵と戦うとなんだか別のゲームみたいです。そしてこの『アイランドリゾート』では勝負に負けると『罰ゲーム』を相手に課すことが出来るようになっており、これが実に下らなくてヨロシイ!リンボーダンスやセクシーポーズ、尻文字を書かせたりと様々ですが、一番しょうもない罰ゲームはパラパラダンスでしょう。パラパラってどんな人間が踊っても確実にお馬鹿チャンに見えるという意味では真に屈辱的な罰ゲームですな。
ちょっとだけ気になったのは必ずしも敵は自分の対角線上にいるとは限らない、ということです。時々自キャラがあさってのほうを向いたままなので軌道修正が必要になることがあります。あと、だんだんと相手が強敵になっていくようなトーナメント対戦が欲しかった。ううん、こう言っちゃうのも、3D対戦格闘ゲームに慣れ親しんじゃってるから、同じものを要求しちゃうんだろうなあ。
あとファイトマネーが溜まってくるとカメラが手に入るんですが、これで自キャラのスナップショットを撮ってハードディスクに保存しておくことが出来ます。水着を着せてセクシーポーズばかり狙って撮っていると、試合そっちのけでこればっかりやってしまうのがちと悩みであります…。
それにしても次が『トリプルエックス』だったらかなりヤヴァイな。ハードコアになっちゃうもんな。なんたってレーティングがXXX!
ランブルローズ ダブルエックス 公式サイト : http://www.konami.jp/gs/game/rumbleroses/xbox360/index.html