- 作者: 永井俊哉
- 出版社/メーカー: プレスプラン
- 発売日: 2003/07/15
- メディア: 単行本
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その中でも面白かった記事をいくつか紹介。
『江戸時代の人口調整方法http://www.nagaitosiya.com/a/population.html』
農村主権だった江戸時代には都市(江戸)に奉公に出すことが即ち間引きだった、という論点が面白かった。
『フェミニズムとは何かhttp://www.nagaitosiya.com/a/feminism.html』
フェミニズムとは女性主義であって平等主義ではない、というところがオレの中ではごっちゃになっていたのでフムフムと読んだ。
『産業革命はなぜ繊維産業から始まったのかhttp://www.nagaitosiya.com/a/industrial_revolution.html』
産業革命が単なる技術革新だったというより、当時小氷期に入っていた地球の寒冷化が繊維産業のニーズと合致したためのものであった、という部分が目にウロコ。
『ニューディールは成功したのかhttp://www.nagaitosiya.com/a/new_deal.html』
真珠湾攻撃をアメリカ側は既に知っていたにもかかわらず日本に実行させた背景にはアメリカの恐慌を脱するための”挙国一致の戦争ケインズ主義”があったという考察。
『フォーディズムとナチズムhttp://www.nagaitosiya.com/a/fordism.html』
ヒトラーのナチズムはアメリカを世界最大の工業国としたフォーディズムの模倣だった、という考察。
『インダス文明はなぜ滅びたのかhttp://www.nagaitosiya.com/a/indus.html』
文明が滅んだのでなく、地球の気候が温暖湿潤化した為に都市文明が必要でなくなったので打ち捨てられた、という結論が面白い。
『民主主義のパラドックスhttp://www.nagaitosiya.com/a/democracy.html』
多数決で成立しているはずの民主主義が何故少数派が多数決を支配できる構造になっているのか。
『鏡像はなぜ左右だけ逆なのかhttp://www.nagaitosiya.com/a/mirror.html』
さて、何故でしょう?