今日の会社のお仕事は朝30分作業を止め、外の雪掻きから始まったのである。昨日一昨日の雪がまだ残っていたからな。それにしてもよく降ったが、北海道東北をはじめとする豪雪地方在住の方から見ればちゃんちゃらおかしい量かも知れんな。
やはり雪ともなれば道を歩くのに苦労するが、元道民としてはそんなことに難儀など覚えないのである。勿論靴にもよるがな。北海道に住んでた頃は冬は常にスパイク付きの靴を履いておりましたよ。というか、オレの高校時代って冬はスパイク付きの長靴が基本装備でしたね。同級生みんな黒い学ランにコート着込んで、膝まである長靴をガコンガコン言わせて歩いておりました。除雪された道とか屋内だと地面にスパイクが当たってカチカチカチカチ鳴るのな。他にもスパイク付きスニーカーとかありましたよ。革靴履いてる転校生とかみんなで嘲笑ってたもんなあ。「おめえ北海道の雪道なめてっぺ」とか言ってな。
さすがに東京ではスパイク付きの靴は履けないが、雪道で鍛えた歩行法は体が覚えているのである。なるべく地面に垂直に足を下ろすようにするわけだな。いつもと違う足の筋肉を使うから慣れが必要だがな。
あと元道民としては雪が降っているときに傘なんぞ差さないのである。北海道も最近大き目の都市では降雪時に傘なんぞ差すタワケ者を目にすることがあるが、そんなものは邪道なのである。帽子&上着のフードでしのぐのである。実は雪がさらさらしているから頭にかかっても濡れる事が少ないのですよ。だから本当の所、べたべたしたこちらの雪では傘はいたしかな無いだろうな。
さてあれこれ偉そうに昔取った杵柄を吹聴しているオレであるが、やっぱり雪は大変だと思います、ええ、ええ…。