QUAKE4 (Windows)

QUAKE4 英語版 日本語マニュアル付き

QUAKE4 英語版 日本語マニュアル付き

PCゲームを代表する有名FPS、『QUAKE』も早4作目である。考えてみればシリーズ全作をやっている。『1』はWindows95発売前後で、ゲーム自体はDOSで動いたりしていた時代であった。あの頃は当時のPCスペックにはWindowsはまだ重く、DOS上で動作させたほうが快適にゲームが出来たのだ。『2』はオレがPCゲームでも本当に初期にプレイしたゲームだったが、PC初心者のオレにグラフィック・ボードの必要性や役割を憶えこませてくれた1本であった。『3』である『ARENA』はそれまでのストーリー性のあるシングル・プレイを廃し、マルチプレイ対戦のみに特化したゲームとして製作された。オレは最初物足りないような気がしていたものの、そのスポーツ感覚のゲーム性と当時は『UNREAL』などと並んで最高峰のグラフィックを誇るゲームとして、結局は一番やり込んだ『QUAKE』だったと記憶している。
そして『4』である。発売元のid Softwareでは昨年『DOOM3』を発売しており、”未来のとある惑星におけるモンスターと人間との戦い”という部分で内容が被ってしまうんじゃないのか?と危惧していたものの、グラフィックでは『DOOM3』と酷似している部分もあるが、徹底的にホラー・タッチの『DOOM3』と比べると、ガン打ちまくりの爽快感のあるゲームに仕上がっている。『DOOM3』では最新の画像効果を描画する為にマシン・スペックを最大限に使う必要があったが、この『QUAKE4』では、要求されるマシン・スペックはそれなりに高いものの『DOOM3』よりは軽快に動作しているような印象があった。これは敵味方入り乱れての乱戦状態のときに複数のPCキャラを動かす必要があるため、表示する画像のクオリティや効果を若干押さえているからなのではないだろうかと思った。
乱戦と書いたが、今回の『QUAKE4』がこれまでと違うところは仲間の部隊の存在だろう。いつもチームとなって戦うわけではないが、仲間のノン・プレーヤー・キャラクターが近くで動いているのを見ると、これまでと違ったゲーム性を感じることが出来る。また『ARENA』のようなマルチプレイのマップも豊富に用意されており、こちらも楽しむことが出来るだろう。
QUAKE4日本語公式サイト:http://games.livedoor.com/pkg/quake4/