途上

突然亡くなられたはてなダイアラーの方の日記を見つける。死亡した翌日に家族の方が下書きに残されていた最後の日記をUPし、事の経緯と斎場の紹介をされていた。死因については書かれていなかった。
管理人の方が急逝し、同じ様に御家族がその死を告知したHPは見かけた事があるが、はてな上では初めてだな。この方のことは存じ上げなかったけれども、最後の日記も、ごく普通に、読んだ本や、聴いた音楽の事が書いてあって、勿論、死を思わせるものはどこにも存在していなかった。
どことも知れぬHPではなく、はてなという事に奇妙に身近な物を感じてしまったよ。
オレの場合、突然この世から消えてもこの日記にそれを書き加えてくれる人などいないんだよな。いつも読んでくれている何人かの方には、もしそれが伝えられないと言うのは何か寂しい事だな、と妙なことを考えてしまった。