胡乱な、極めて胡乱な

オレと会話した人間はほぼ例外なく「フモさん酔っ払ってるんですか?」と訊いてくる。酒飲んでいなくともである。会話の主題がポンポン飛ぶ上に、つまらんジョークを挿入しなければ気が済まず、そしてそれを驚くべき早口でまくし立てるのである。飲んでいる、というよりもアブナイ人間のように見えるのだろう。要するに支離滅裂で訳の判らないことを語る胡乱な人間にしか見えないようなのである。
う〜む。確かにまともに喋れない。「普通に喋ってください!」とまで言われてしまう。どうも常日頃脳内に怪しいホルモン(バカ物質)を分泌させているようなのだ。だから無意味にテンションが高い。オマケに喋ってる事の80%はジョークなのであたかも真実など何も語っていないように受け取られる。オレとしてはサービスのつもりなのだが。だって、現実を現実のまま語るのって、退屈なんだもん。
だから最近などは今日は酒飲んでないぞお、と最初に宣言してから喋ったりするんである。でもまともに喋ろうとはこれっぽっちも思わないのである。そんな訳で関係各位には本当にご迷惑をお掛けしております…。