中東の架空の国に平和維持と
人道支援を目的に派兵されたアメリカ軍と反対
勢力とのリアルな戦闘を描く
シミュレーションゲーム。プレイヤーは4人編成の2つのチームを交互に操り、ミッションを遂行してゆく。この2チームで相互に索敵・援護・陽動・挟み撃ちをしながらゲームを進めていくのが楽しい。基本的にチームは遮蔽物から遮蔽物へと駒を動かすように操作してゆくのだが、どこに敵が潜んでいるのか判らない為、移動には絶えず緊張感が漂う。また、弾数制限や個々の遮蔽物には強度が設定してあり、とてもリアルなプレイ感覚が楽しめる。時代設定は2004年のある日、ということになっており、武器や戦闘法も極めて現代的な戦争を再現してるのだろう。
オープニングムービーも現実の戦場を思わせる緊迫感を表現できていたと思う。このテンション、ムードが、ゲーム内でも続く。発売日を逃したレビューになったが、傑作だと思う。