ダウンタウンのガキの使いやあらへんで !! 3 罰 + 松本チーム絶対笑ってはいけない温泉旅館の旅 !

罰ゲームシリーズ3本目。今回は松本+ココリコ+山崎が浜田との勝負に負けて罰ゲームを受ける。笑ってはいけない…とあるが、笑うとオケツに吹き矢が飛ぶんである。吹き矢かあ。キッツイなあ。チンコマシ〜ンもキツイと思ったけど、機械に縛られ制裁されるのと、人間に押さえ込まれてされる制裁とでは屈辱の度合いが違うだろうなあ。
そしてこれ、笑いを堪える神妙な顔が観る者に笑いを誘う、というところが面白い。笑いたくてしょうがないからしかめっ面で悶絶しているんである。あんな表情はしようたって出来るもんじゃないですよ。そして笑いを堪え続けるという、日常じゃ有得ないストレスに、みんなは次第に壊れていくんですね。もう、普通じゃ可笑しくもなんとも無いベタベタなギャグがループされて、皆耐え切れなくなって爆笑するんですよ。そして笑うと受ける制裁。理不尽過ぎます。とくに言葉に難のある外人がふかわりょうのギャグに受けて延々と「ケシゴムノカドテ…」と笑い転げる様と、飛び道具のように現われる黒人板長の「ソンナモノシラネ」は凶器です。
このDVDでは、前2作と違って、この理不尽さを笑うところが新鮮ですね。サディスティックな1作目、ドッキリを笑う2作目、理不尽を笑う3作目、と傾向がちょっとづつ違いますね。2作目は松本一人で全て見せなければならなかったのでちょっとダレた所があるけど、この3本目はひょっとして一番笑えるかも。
唯一つ文句を言うと、オバチャン二人が手を繋ぎセーラー服を着て現われる場面は、あの頃世間を騒がせてたロシア少女デュオ・タトゥーを真似たもので、TV放送時は曲がそのまま使われてたのに、このDVDでは差し替えられてますね。あのシーンは最高に可笑しかった場面の一つなのに、ちょっと残念。
また、ディスク2にはこれまで通りガキつかの爆笑コントが収められてますが、3本の中で一番笑えるネタが多いような気がする。
次回罰ゲームシリーズ4本目はこれまでに放送されDVDに収められていない様々な罰ゲームの総集編です。