村上龍が嫌いだ。
実は村上龍の本は結構読んでいるんだけど、読めば読むほどこいつの上昇志向と交友関係のひけらかしと最新流行の社会的タームの「オレってこんなにトレンド(死語)」と言いたいが為の羅列に辟易してくる。大体初期のエッセイでは「ぼくは毎朝ボンカレーを食べてる」とかいってた奴が「快楽のテニス」で「ワイン一杯だけの真実」だもんな、出世はするもんだな村上よ。
要するに田舎もんなのだ。田舎もんの俺が言うんだから間違いない。
この村上龍の「13歳のハローワーク」という本がベストセラーらしい。ISBN:4344004299
憎い。
妬ましい。
あの田舎もんの懐にまた大量の印税が転がり込むのか思うと胃がきりきり痛む。
村上よ、本を売るにもやはりきちんとしたマーケティングは必要なんだな。あんたは偉いと思うよ、でも少なくともあんたもう作家でもなんでもねえな。村上よ、山師って言葉、知ってるかい?
ところでオレのよく利用するAmazonには購入した商品に星の数による点数を付けて評価するシステムがあり、感想なんかも書けるようになっている。さらにその評価が参考になったかどうか、投票することができる。この「13歳のハローワーク」にもカスタマーレビューという形で100件あまりの感想がつけられていた。そこでオレはこのカスタマーレビューの、最も低い「星1個〜2個」の評価を付けた人たちのレビューに片っ端から「参考になった」という投票をしていった。
これで僅かでもあのタコ本の評価を下げることができたかと思うと胸がすく思いだ。
ついでにもう一人嫌いな糸井重里の本にもいちゃもんをつけてあげた。
今日は良い一日になりそうだ。

(ちっちゃい人間ですいません)