2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
■Nishant (監督:シャーム・ベネガル 1975年インド映画) ありふれた一組の夫婦が教師としてやってきたその村は、傲慢な領主が村人たちを非道に扱う無法の土地だった。そして悲劇が起きる。1975年にインドで公開された映画『Nishant』は、インド農村部の暗…
■Ankur (監督:シャーム・ベネガル 1974年インド映画) 南インドの小さな村に、ラクシュミ(シャバーナー・アーズミー)とキシュタヤ(サドゥー・メヘル)という貧しい夫婦が住んでいた。聾唖の夫キシュタヤは陶工カースト(ジャーティ)だったが仕事が無く…
■セル (監督:トッド・ウィリアムズ 2016年アメリカ映画) 「ケータイかけたらゾンビになっちゃう!?」というパニック映画『セル』でございます。原作はホラーの帝王スティーヴン・キングの『セル』。しかしまあキング原作映画って結構出来不出来があるの…
■偽装結婚の顛末〜映画『Mr & Mrs '55(55年夫婦)』(監督:グル・ダット 1955年インド映画) 懊悩と憂愁が売りの(?)グル・ダットは実はコメディ作品も撮っていたらしい。1955年に公開されたこの『Mr & Mrs '55』は偽装結婚を巡る男女のすれ違いを描いた…
■紙の花 (監督:グル・ダット 1959年インド映画) 『紙の花』は妻子ある映画監督が主演女優との不倫を疑われたことで転落するというメロドラマである。監督・主演を50年代ヒンディー映画界の巨匠と呼ばれるグル・ダットがつとめるが、この作品は彼の最後の…
■ナイスガイズ! (監督:シェーン・ブラック 2016年アメリカ映画) 〇2017年日本公開予定の『ナイスガイズ!』をフライング視聴 70年代L.A.を舞台にヘタレな酔っぱらい探偵と喧嘩っ早いコワモテ示談屋の凸凹コンビが巨悪を追いつめる!というバディムービー…
■Parineeta (監督:ビマール・ロイ 1953年インド映画) 1953年にインドで公開されたモノクロ映画『Parineeta』は、カルカッタを舞台に、愛し合う一組の男女が家同士の諍いにより引き裂かれてしまう様を描いた文芸作品である。監督は社会派で知られ、『Do Bi…
先日は友人とデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』を観に行ってきた。この展覧会はもともと2013年に英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催され世界9都市を巡回していたもので、開催当時は「そのうち日本にも来そうだけどいつになったら…
■ハップとレナード〜危険な2人〜 ジョー・ランズデールの長編小説「ハップとレナード」シリーズといえばオレの最高にお気に入りのクライム・ノベル・シリーズだ。80年代のアメリカ南部を舞台に、草臥れまくった白人中年男ハップと黒人ゲイ・レナードのコンビ…
■レベレーション-啓示-(2) / 山岸涼子 レベレーション(啓示)(2) (モーニング KC)作者: 山岸凉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/12/22メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見る山岸涼子がジャンヌ・ダルクを描く『レベレーション-啓示-』第…
■Do Bigha Zamin (監督:ビマール・ロイ 1953年インド映画) 映画『Do Bigha Zamin』は困窮のためカルカッタ(現コルカタ)に出稼ぎに出た農夫とその息子が出会う様々な労苦と人間関係を描くドラマである。インド公開は1953年、モノクロ作品。タイトルの意味…
■Madhumati (監督:ビマール・ロイ 1958年インド映画) 物語は嵐の夜、倒木によって立ち往生してしまった車の様子から描かれる。車に乗っていた男たちはとりあえず近くにあった古い邸宅に避難する。廃屋となった誰もいないその邸宅で、物語の主人公となる男…
■バイオハザード ザ・ファイナル (監督:ポール・W・S・アンダーソン 2016年アメリカ映画) あの「バイオハザード」がファイナルらしい。映画『バイオハザード ザ・ファイナル』はシリーズ6作目にして最終章となるのだ。 しかし・・・・・・ぶっちゃけ、「バイオ…
正月は毎年恒例で伊豆シャボテン公園にカピバラを詣でに行くことが我が家のしきたりとなっているのである。今年一年、カピバラのようにぬぬーん、ぬぼーんとして過ごしたい、そのような平和な一年でありたい、そういった願いを込めてカピバラ詣でに赴くわけ…
去年暮れのクリスマスイブは何故だかオレの人間ドックの日であった。そうか、胃カメラのバリウムはホワイト・クリスマスのメタファーだったんだね……。というか人間ドックの前日は時間が合わずこっそり夜10時頃夕飯食った挙句ビールまで飲んでいた……。とはい…
輝かしい新年の始まりである。 もちろん「皇帝の頭のように輝かしい」と言った者は処刑じゃ。 本年も銀河統一の為突き進むわしじゃ。 もちろん「皇帝の抜け毛が突き進んでいる」と言った者も処刑じゃ。 我が暗黒皇帝帝国に栄えあれ! もちろん「帝国に栄えが…