風邪っぴきオヤジの顛末、あるいは奇妙な夢の話

f:id:globalhead:20191104135414j:plain

unsplash-logo Adam Nieścioruk

風邪ひいた。おまけに2週間も風邪っ引き状態である。現在は快方に向かっているが長引いてるせいもあって結構しんどい。いつもなら風邪ぐらいでブログにつけないことにしているが、今回は(いつも通り)全くネタがないのであえて書くことにする。

まあなにしろ詳細もなにもなく風邪だ。咳が出て鼻水が出て悪寒がして熱が上がって頭がクーラクラのあの風邪である。あえて説明するほどのものでもない。しかしいつもなら3日4日大事にしていればなんとか治っていたものの、2週間ともなると長過ぎだ。長引くと飽きる。体はしんどいがそのしんどいのすら飽きる。最初こそ会社を早めに抜けてさっさとメシ食って薬飲んでさっさと寝ていたのだがそれでもよくならないから飽きて来る。酒も抜いていたが抜くのも飽きたから結局飲んでいる。体験上風邪で酒飲んで治ったためしはないのはよく知っているが、なにしろ飽きまくっていたので結局飲んで案の定治らない。そのうちなんとかなるだろうと思いつつやっぱりなんともならないのはオレの人生においては多々見受けられることだ。平常運転じゃないか。いいのかこれを平常と呼んで。

風邪引いた最初の辺りに、既に席取ってしまっていた映画があったので戦々恐々としながら観に行った。そしてゼイゼイいいながら習慣的にブログにつけた。10月28日のブログ記事あたりな。しかしさすがに体力気力が続かず1週間はブログ休んでたな。Twitterもあんまり書く気がしなくてこっちもツイートが減った。しかしブログにしてもTwitterにしても書かないなら書かないで別にいいやあ、と思えてくるし、同時に人様のブログやらツイートやらを読む気も無くなってくるんだよな。で、あーネットとオレの関わりってのも、まあ別に無くてはならないもんでもなんでもなく、その気にならなくなったらいつでも消え去れるし消え去っても気にならないもんなんなんだなあと改めて思ったな。特にTwitter、あれ今まで眺めている時間が結構、というかかなり多かったんだが、全部関わりを断ったとしてもなーんも困らないツールだったんだなあ、としみじみ思えた。実の所、Twitter眺めてる時間あったら本でも読んでた方がずっと有意義だよ。まあ風治ってきたら結局シコシコ書き込んでるけどな!

ところで、なるべく睡眠時間は多めに取ることにしているんだが、そのせいか最近物凄くよく夢を見るんだ。実はオレ、夢をまるで見ない性分でな、まあ見ていても忘れているということもあるのかもしれないが、なにしろその夢をよく見るようになって、そしてなんとなく内容を覚えているということなんだよな。で、この夢というのが、風邪ひいてるから悪夢を見るとかそういうのではなくて、なんだか実に平凡というか、とりたてて奇矯であったり奇抜であったりするような夢じゃないのだよ。まあ夢の内容をくどくどしく書くのはあまり好きじゃないんだが、知ってるような知らないようなどこかの街をたらたら歩いて、知っているような知らないような人たちと会って、なんかしたりしなかったりしているという、ただ単に何かどこかで生活しているらしいだけの夢なんだよな。そんな夢を毎日観るのだよ。それらの夢はあまりに平凡過ぎて、全部繋がっているような繋がっていないような、ただなんとなく「何度も夢に出て来る世界」ではあるようなんだよな.。ありゃなんなんだろうな。まあ思いっきり妄想を膨らませるなら「どこかにあるかもしれないもう一つの世界とそこで生きるもう一人の自分」ということになるのだろうが、オレはそもそもひたすらしみったれてるだけの糞リアリストなので、当然単なる妄想でしかないと思っている。夢如きに意味や理由など求めるような書生じみた年でもないしな。ただ、なんだか最近寝る前に、「またあの世界に行くのかな」という妙な予感と期待があるのは否めないんだ。もちろん明日っから一切そんな夢を見なくなっても全く気にもしないだろうしすぐさま忘れ去ることは分かりきってはいるけどな。まあちょっとだけ妙な話、というわけだ。

というわけで特にオチもなにもない。あってたまるか、という気もするが。なお風邪治りかけであちこち出歩いてしまいご迷惑を掛けた方もいるかと思うのでここで陳謝しておきます。大変申し訳ない。ちなみに相方にはうつしてしまい、微妙に睨まれている。