だから格ゲーは下手糞だとあれほど〜ゲーム『Killer Instinct コンボブレイカー パック』


オレは格闘ゲームが下手である。下手だったがとりあえずバーチャファイターあたりは好きでよくやっていた。それも対戦ではなく、家の据え置き機でCPU戦ばかりである。でもCPUにもよく負けていた。ストリートファイターとかになるともう訳が分からない。コマンドなんて入力できない。練習でさえ上手く入力できたことがない。向いていない、ということなのであろう。やらないほうがいい、ということなのであろう。オレには無理だった、できなかった。そんな青春の悲しみだけが格ゲーの思い出として残されたのである。
そんなうちに格ゲーブームも去り、格ゲーなどプレイしなくても幸せな毎日が送れていた今日この頃であったが、つい最近『Killr Instenkt』というXboxOne専用ゲームを発見してしまったのである。
なにか、禍々しい人外の者たちが、巨躯をしならせ咆哮しているではないか。なんだかよくわかんない稲光だの爆発だので画面がピカピカチカチカしまくっているではないか。それがXboxOneの、ハイレゾ画面でヌルヌル蠢いているではないか。ううむ、楽しそうだぞ、とても楽しそうだぞ。さらにソフトの価格は2000円前後、「ちょっと遊んでみる」程度にはお手頃の価格ではないか…。
そんなわけで久々に格ゲー『Killr Instenkt』を購入してしまったオレである。そしてやってみたのだが…嗚呼、ムズイ。嗚呼、勝てない。何度対戦に挑んでも敵のコンボコンボコンボの連発に身動き一つ出来ないまま瞬殺されてしまう。2000いくらの金を払ってオレが手にしたのは楽しみではなく絶望だったのである。これでは浮かばれない…。虚無と徒労でボロ雑巾のように床に転がっていたオレだったが、ふと画面を見ると難易度設定があるではないか。おお、これでなんとかなりそうだ…とりあえず最弱の難易度で肩慣らししよう…。
というわけで『Killr Instenkt』、イメージ的には『ヴァンパイアハンター』に『モータルコンバット』を足して『ストリートファイター』のエッセンスを加え3D化し、さらにド派手なエフェクトがキラキラ踊るような、なんかそーゆー感じのゲームである。と思う。多分。格ゲー沢山やってないから比喩がし難いのである。なにしろモンスター系の連中が楽しい。相変わらずコマンドはうまく入れられないが、ガチャプレーでもなんとか勝つことができるまでになった。練習が嫌いなので*1やりこむことはないだろうが、ちょっと時間が空いたときにガシガシやるにはいいゲームだと思う。なにしろ、プレイしすぎて親指の皮がむけた。

爽快なコンボシステムや特徴的なキャラクターたちと共に、『Killer Instinct』が新世代機のクオリティで Xbox One に登場。先行して本体発売と同時に配信されるダウンロード版に加え、パッケージ版『Killer Instinct: コンボブレイカー パック』が発売。Season 1 の全8 キャラクターに加え、Season 2 から「TJ Combo」を加えた全9 キャラクター を収録。お得に『Killer Instinct』を余すことなく楽しむことが出来ます。


*1:練習など誰がするものか…ッ!!