と言う訳でこの土日は2日連荘で飲み会だったのであり、このオレ様は例によってこれでもかとばかりに痛飲しまくっていたのであった。
土曜日は「怪しいはてダ隊」の遅い新年会である。「怪しいはてダ隊」とは何か…というのは面倒臭いからもう説明しないが、要するにいい大人がぐだぐだだらだらと酒を飲み交わす会である、ということで間違いないだろう。あとこの日は遅い新年会と合わせて遠方に引っ越される、とあるはてダ隊メンバーの方の送別会も兼ねておった。引っ越される方、お元気で。また東京に来られたら一緒に飲みましょう！
さてこの日は鯨と鶏を食わす店に行ったのだが、それにしても鯨だ。鯨肉というと幼少時過ごしていた北海道でよく食っていた「鯨ベーコン」と、「鯨大和煮の缶詰」しか記憶にないのだが、「鯨大和煮」はともかくとして「鯨ベーコン」、ありゃたいした美味いもんじゃなかったな。なんだか脂っぽくて生臭くてゴム食ってるみたいに固くてさあ。だからお店で鯨肉を注文する事になったときちょっと躊躇したのだが、出てきた鯨刺身の盛り合わせを食した所、これがなななんと、それまで抱いていた不味い鯨のイメージを覆す、実に美味しいものだったのでびっくりした。感じとしては馬刺しに近いだろうか。もちろん脂っぽくも生臭くも固くもない、野趣溢れた豊かな味わいだったのであった。
まあそれにしてもこの日は疲れていたのか、酔っぱらった挙句眠りこけてしまい、参加者の皆さんには大変失礼をばぶっこいてしまいました。皆さんスマン。
さてお次の日曜はBBQ・ジンギスカン・サムギョプサル食べ放題のお店で肉三昧である。お肉食べ放題のお店は数あるだろうが、ここはビールの種類が多く、国産ビールのみならずバスペールエールやレーベンブロイ、ヒューガルデンあたりも置いており、さらに自分でサーバーから注いで飲むというのが楽しかったのであった。しかし散々肉喰いのビール飲みのしていたオレだが、なんと食べ放題メニューの中にはカレーまであるのを見つけ、あれだけ飲み食いしていたにも関わらず小鉢でカレーライスを、しかもお代りまでして平らげ、一緒に来ていた善男善女のみなさんを宇宙の彼方までドン引きさせてしまったのは不覚であった。それと若干一名いらしていた女子小学生と「おい暗黒皇帝！」「なんじゃちっこいヤツ！」とメンチ切りあってたばかりか、ウィンナーソーセージと鶏唐揚げを巡って骨肉の争いを繰り広げてしまい、その大人げなさに周囲からマリアナ海溝よりも深い顰蹙をかっていたオレだったのであった。ええと皆さん楽しかったのでこれに懲りずまた誘ってあげてください。よろしくお願いします…。
