酒はのうめいのうめい

まずはこの曲をBGMに読んでみよう!

という訳で一週間の禁酒禁煙生活を終えたオレは喪が明けたかのごとく酒へ酒へと突進して行ったのであった。「制御しがたいものを順に挙げると、酒と女と歌だ。byフランクリン・アダムス」。「酒と女と歌を愛さぬ者は一生阿呆で過ごすのだ。byマルチン・ルター」。オレは愛して止まない素敵な相方さん(美人過ぎるので時々悪い虫がつかないか不安になるほどだ)以外の女には毛ほども興味がない(すまんハリウッド女優にうっとりするのだけは許してくれ)ので、残るは酒と歌、つまりは音楽がオレを解き放つのである。

「酒がなければ、愛もなく、人々を魅了する何物もない。byエウリピデス」。そうだ酒だ。酒を持ってくるのだ。「酒を一切飲まぬ男、煙草をのまぬ男と結婚してはいけない。byスチーヴンソン」。でも一週間の禁煙のあとの煙草は酷く不味く、まあ1、2本吸ってはいるのだが、ひょっとしたらこのまま止めてしまうかもしれない。「酒は度を超さなければ、人にとってほとんど生命そのものに等しい。by旧約聖書」。ほら、世界人類最大のベストセラー聖書でさえ酒はのうめいのうめいと言ってるではないか。

「私は機会があれば飲む。時には機会がなくても飲む。byセルバンテス」。オレは夕方相方さんにメールして「飲みに行くぞ!飲みに行くぞ!」と強烈に誘いまくり、相方さんと待ち合わせてオレのお気に入りであるベルギービール屋へと繰り込んだのだ。「酒を飲む瞬間は、生き続けたその人の到達したある一点である。by武田泰淳」。そうさ生き続けたさ!今日のオレに乾杯だ!「酒に感謝せねばな。酒が罪を着てくれるおかげで、人間が救われる。by銀英 ウルリッヒ・ケスラー」。

この日のベルギービール屋では欧風鍋をやっており、痛飲しつつ堪能した。要するに美味かった。この一週間の酒の無い食事のなんと味気なかったことか。「酒の害は酒が毒だからでなく、すばらしいが故につい飲み過ぎるからだ。byリンカーン」。欧風鍋は具を食い尽くした後、残ったスープでパスタを煮込んだのを食べ、さらに残ったスープでおじやにして食べ、という徹底的な炭水化物攻めを敢行した!そして素敵な相方さんとたらふく飲み食い、幸せな気分でこの日は帰ったのだ。酒よ今夜もありがとう。「酒の中に真理あり。byエラスムス」。

ところで店の近所に「フォーク喫茶」というのがあったけど…これ、需要があるの?

(酒語録の出展:お酒と恋の名言集【 ガールズバーウォーカー 全国ガールズバー情報・求人情報サイト 】