最近やってるゲーム / RESISTANCE 3 (PS3)

またしてもFPSゲームを買ってきてはやっているのであった。タイトルは『RESISTANCE 3』、"3"というからにはシリーズ3作目である。確か2はやったが1はやっておらん。内容はエイリアンが地球に攻めてきて人類は次々とぶち殺され文明は崩壊・街は瓦礫の山、その中でレジスタンスとして果敢にエイリアンに立ち向かう人々の戦いを描いたお話なんである。

ストーリー:前作から4年、人類の希望であったネイサン・ヘイル中尉が戦いの中で命を落としてから人類の9割がキメラに改造されるか殺され、生き残った人々は地下に身を隠した。文明は滅び、キメラを中心とする新たな生態系が築かれつつあった。キメラへと変貌したヘイルを射殺したジョー・カペリは、上官を殺害したかどで軍を不名誉除隊させられ、望みのないキメラとの戦いから身を引いた。4年後、オクラホマ州ヘイブンの地下壕で、カぺりは人類に残された残り少ない日々を妻のスーザンと幼い息子ジャックと穏やかにすごそうとつとめていた。その頃、地球上の天候は大きく変化し、北米地域の気温は低下の一途をたどる。それはまるでキメラによる地球侵略の仕上げのように人類をみ、カペリの息子ジャックも原因不明の発熱や咳に苦しんでいた。


グロいエイリアンの皆さんが総出演、ゾンビみたいな顔したヤツとか虫みたいなヤツとかあと巨大モンスター、巨大ロボットなんぞが徘徊し、生き残った人類や瓦礫となった街を踏み潰してゆくのである。人類はエイリアンたちを避けて地下に逃れ細々と生き残り…とまあよくある設定で、去年やった『METRO2033』あたりをちょっと思い出しちゃったな。シリーズとしてはこっちのほうが早いけど。

しかし今回のゲームで面白いのはその武器だ。どの武器もプライマリとセカンダリ、または攻撃補助が用意され、武器のレベルアップ概念が存在する。さらにエイリアンから奪った超兵器は特殊能力を持っていて面白い。例えば壁越しにレントゲンのように向こう側の敵が透けて見える上にそれを壁越しに攻撃できる銃があったりする。これは便利だ。ただし武器が強い分敵もカタく出来ており、狙撃銃でヘッドショットする以外は一撃死は難しい。それと特徴的なのはヘルス回復。最近はオートで回復するFPSゲームが主流だが、この『RESISTANCE3』では体力回復はヘルスキットを拾わなきゃならないという昔ながらの作り。ヘタレゲーマーのオレにはちょっときついが、いい感じに難易度を上げる仕様と言えるかもしれない。

難点としては昨今のFPSゲームにしてはグラフィックが若干弱く感じることだろう。これは前作もそうだったが、同時期に発売されているようなFPSゲームと比べると、気にはならない程度ではあるが見劣りするのは否めない。ゲーム内容もFPSとしてはよくあるものだ。だから強烈にお薦めするものではないのだけれども、FPSと聞けばとりあえずやっとけ、というオレのようなFPS馬鹿には結構楽しめるゲームとして出来上がっていると思う。


RESISTANCE 3 (レジスタンス 3)

RESISTANCE 3 (レジスタンス 3)