最近聴いたCD / Aril Brikha,DJ Marky,Robag Wruhme,Werkschau,Grooveman Spot

■Deeparture in Time: Revisited / Aril Brikha

DEEPARTURE IN TIME - REVISITED

DEEPARTURE IN TIME - REVISITED

Derrick Mayに見出され、これまで2枚のテクノ・アルバムをリリースしてきたAril Brikha、彼の2000年にリリースされた傑作の誉れ高いアルバム『Deeparture In Time』を再発したものです。しかし"Revisited"と謳っているだけあってリマスタリングされさらに構成を変えたり未発表曲を収録したアルバムになっています。実はオリジナル盤は持っていなかった上に相当手に入り難かったので、待ちに待ったといった感のあるアルバムでした。ネオ・デトロイト・テクノなんて言われるだけあって美しいメロディが特徴です。 《試聴》

■Fabriclive 55 / DJ Marky

Fabriclive 55: DJ Marky

Fabriclive 55: DJ Marky

Fabricliveの55番はサンパウロで活躍するドラムンベース・アーチスト、DJ Marky。久しぶりにドラムン聴くけどDJ Markyのプレイはやっぱり抜きん出てるなあ。ドラマチックなオープニング(「S.P.Y. - By Your Side」↓YouTube参照 )から南米出身アーチストらしい陽性で熱狂的な怒涛の曲展開、スピード感溢れるリズムはどこまでも高揚感に満ちています。最近会社帰りお疲れ気味の所をこれ聴いて気分を盛り上げまくっております。 《試聴》


■Wuppdeckmischmampflow / Robag Wruhme

WUPPDECKMISCHMAMPFLOW

WUPPDECKMISCHMAMPFLOW

Robag WruhmeというDJは知らなかったんですが、Kompaktから出ているMixCDということで聴いてみました。Kompakt系って変に突出しない中庸でまろやかな音ってイメージなんですが、このMixもフロア向けというよりはエレクトリックなイージーリスニングといった趣で、Kompakt系がどれもそうであるように若干食い足りない気はするものの、ドイツあたりじゃこんな音が日常的にあちこちで流れる普通なものなのかな、と思えました。 《試聴》

■Runnin'Pizza / Grooveman Spot

Runnin’Pizza

Runnin’Pizza

日本のヒップホップ系DJ、Grooveman Spotがリリースした80年代ディスコ・ブギーを髣髴させるビートダウン・ミュージック。ループの仕方がエレクトロ・ミュージック的であると同時にPファンク的で、さらにDJディミトリ・フロム・パリあたりが好んでかけそうなノスタルジックさもそこここに匂い、意外と頑張っています。 《試聴》

■Werkschau / VARIOUS

WERKSCHAU

WERKSCHAU

ベルリンの素敵なお姐さんDJエレン・エイリアン率いるBpitch Controlレーベルのコンピレーション。エレン・エイリアンということでついつい手を出してしまったが、これがどうもオレ向きじゃないって言うかあんまり楽しめなかった。エレクトリック・ミュージックではあるけどニュー・ウェーブ寄りっていうかバンドっぽい音で、なんだかもっさりしてるのがいただけないんだよなあ。 《試聴》