最近聴いたCD/ジャイルズ・ピーターソン関係などなど

■Brownswood Bubblers

Brownswood Bubblers

Brownswood Bubblers

■Brownswood Bubblers Two

Brownswood Bubblers 2

Brownswood Bubblers 2

■Brownswood Bubblers Three

Brownswood Bubblers Three

Brownswood Bubblers Three

ジャイルズ・ピーターソンが立ち上げたレーベル「Brownswood」のコンピレーション・アルバム。若手アーチストによるソウル、ジャズ、ブラジリアン、ファンクなど様々なジャンルが渾然一体となったセレクトを聴く事が出来る。でもそこにジャイルズ・ピーターソンのフィルターがかかると雑多に聴こえない所がさすがにセンスだよな。クオリティは非常に高いながら気張らず自由でインディペンデントな味わいがある部分はかつてのラフ・トレード・レーベルを連想した。和みますぅ〜。 試聴:Brownswood Bubblers Two Three

■Shibuya Jazz Classics Collection:Gilles Peterson Trio Issue


こちらは2006年に発売されたジャイルズ・ピーターソンのジャパニーズ・クラブ・ジャズ・アーチストのコンピレーション。日本のクラブ・ジャズ・シーンのことは詳しくは無いのだが、こちらもなかなか聴かせます。ソーラン節のジャズ・バージョンとか。いわゆる"シブヤ"なノリは気恥ずかしいが、ジャズのようにフォーマットが決まった音楽を拡大再生産するのは案外日本人向けなのかも。 試聴

■Positivity / Incognito

Positivity

Positivity

■100°and Rising / Incognito

100° and Rising

100° and Rising

去年発売されたリミックス・アルバムが聴き易かったIncognitoの過去のアルバムを探してみたら、中古で捨て値で売っていたので購入。実に90年代したオシャレ臭いジャズ・ファンク。今は普通に流して聴けるが、90年代当時のオレだったら拒絶反応起こしてただろうなあ。そういえば何故か昨日ファミリーマート入ったらBGMで流れてた。これは普遍化したからか陳腐化したからなのか。

■First Floor / Theo Parrish

FIRST FLOOR (帯付き国内盤仕様)

FIRST FLOOR (帯付き国内盤仕様)

こちらもこの間聴いた「3Chairs」がとてもよかったので聴いてみたTheo Parrishの1998年製作1st.アルバムのリイシュー盤。デトロイト・ビートダウン系。オーガニックな音のループは瞑想的だが、ミニマル過ぎてオレにはちょっとイマイチかなあ。 試聴

■The Deepest shade Techno Vol.1-2

Same

Same

1996年にリリースされた4Heroメンバーの選曲によるデトロイト・テクノ・コンピレーション。ネット某所でお薦めしてあったのをUSAアマゾンで購入。UR、Octave OneClaude Young、A Guy Called Gerald、John Beltran、Dan Curtin等テクノ・ファンには御馴染みメンツの曲が揃えられているが、選曲が非常に素晴らしく、またオレも知らなかった曲が殆どで、おそろしく新鮮だった。やっぱりこの当時のデトロイトモノはエエわ。音がきらめいている。曙の、または夕暮れの、黄金色から濃緋色を経てダークブルーへとグラデーションしていく空を仰ぎ見た時の、あのなんとも切なくてふわっと静かな幸福に満たされる感じ。大丈夫、きっと明日も生きていけるさ。デトロイト・テクノの音にはそんな魂に触れるような美しさと希望の光がある。もはや名盤中の名盤と言ってもいいだろう。かなりの稀少盤だが見つけたら即買い必至である。全てのエレクトロニカ・ファンは是非聴きなさい。 試聴