最近読んだコミックなどなどなど

ベルセルク(33)/三浦建太郎

ベルセルク 33 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 33 (ジェッツコミックス)

33巻目。またまた新たな展開で、こんなに風呂敷広げて大丈夫なのか?もうここまで来ると作者に「ご苦労さん、もう十分やったんだから休んでくれ!」とでも言いたくなるぐらいだ。いや、相変わらず面白いんですけどね、もうそろそろ終わりが見えてもいいんではないかと…。しかしラストで出てきたアレ、「巨人のドシン」になんとなく似ている…。

大東京トイボックス(3)/うめ

大東京トイボックス(3) (バーズコミックス)

大東京トイボックス(3) (バーズコミックス)

ゲーム製作の現場と業界のオトナの事情を題材にしたコミック3巻目。根性の悪い大手ゲームメーカー局長の仙水、取り合えず熱いことは熱い弱小ゲームメーカーのチーフ天川との因縁の対決を主軸した物語だが、天川の新企画が「萌えシューティング」というのはどうなんだろうなあ。

■かむろば村へ(3)/いがらしみきお

かむろば村へ 3 (ビッグコミックススペシャル)

かむろば村へ 3 (ビッグコミックススペシャル)

なんだか不思議な過疎の村「かむろば村」を舞台に、田舎独特のしがらみまくりの人間関係が描かれる。この3巻目ではようやくヨサブロ村長の過去が語られ始める。しかしワイルドでアナーキーな田舎だなあ。

■ココロミくん(3)/べつやくれい

ココロミくん〈3〉

ココロミくん〈3〉

デイリーポータルZのべつやくさんが相変わらずやらなくてもいいようなどうでもいいことに挑戦しています。アホだなあ…(褒め言葉)と思いつつ、女子だけに料理や裁縫が中心だったりするのがいい具合に和みますな。

■サトシくんとめんたくん/デハラユキノリ

サトシくんとめんたくん (cub label)

サトシくんとめんたくん (cub label)

家族から生ゴミ扱いされているバーコード中年のサトシくんと、めんたいこのめんたくんと出会いを描いたキモカワイイ紙粘土人形絵本。ちょいグロ・ちょいイジワルな大人の絵本といった感じ。だいたいめんたいこが歩いて喋るのが既に不気味で変。でもこの造型のセンス、サイコーだなあ。デハラユキノリ氏は↓こんなフィギュアを作っちゃったりしちゃったりしている人です。

◎デハラユキノリのフィギュアワールド

■毎週かあさん/西原理恵子

ケータイサイト「コミック小学館」で4年にわたって連載されたものをまとめた本。1回に画が一つ、そして西原の黒い欲望と妬み嫉みが渦巻くセリフが添えられ、その悪辣な暴走振りに「ああ、人間ここまで無茶苦茶やったっていいんだ」という不思議な安心感が得られます。