『悪魔のいけにえ』のゲームが存在した!?〜洋ゲー通信 Airport 51

洋ゲー通信 Airport 51

洋ゲー通信 Airport 51

■『洋ゲー通信 Airport 51』

洋ゲー通信 Airport 51』はゲーム・ディレクター須田剛一氏と謎の洋ゲー伝道師マスク・ド・UH氏による、海外製作の洋物ゲーム、通称"洋ゲー"の世界を、古くは70年代のATARI VCSあたりから掘り起こして紹介したゲーム・マニアック本だ。
今でこそ洋ゲーは良質な作品がどんどん日本でも紹介され、国産ゲームと分け隔てなく国内でもプレイされているが、ちょっと前まではグラフィックやゲーム・システム、ゲーム・バランスがあまりに国産ゲームとかけ離れていた為に敬遠され、ローカライズされる数も少なく、純粋な海外産ゲームはマニアックな輸入ゲーム・ショップで見かけるぐらいだった。しかし日本人から観ればトンチンカンだった洋ゲーの完成度を"文化の違い"としてとらえ、もう一度評価し直したのがこの『洋ゲー通信』だ!ファミ通連載時からオレが最も注目していたコラムだったが、このたび目出度く単行本化、出版の運びとなり、オレは早速購入したというわけである。
オレにゲームの面白さを目覚めさせたのは、FCやSFCで出ていた『ウィザードリィ』や『ダンジョン・マスター』などの洋ゲーであり、オレがパソコンを買おうと決意したのも、ホンモノの洋ゲーをプレイしたくて堪らなかったからなのである。そしてパソコン購入時は『Diablo』や『QUAKE』、『Unreal』などのゲームにのめり込むようにプレイ、今に至るまで洋ゲーの魅力に取り付かれたままだ。ただしこの『洋ゲー通信』はあくまでコンシューマー機中心で紹介されており、パソゲーの紹介はコンシューマーゲーム化されたものの紹介にとどまっているが、それでもアメリカを中心とした海外のゲーム文化を知ることが出来るという点で実に面白く出来上がっている。

ATARIゲーム『悪魔のいけにえ』!

その中で、この日記を読んでいる方に是非紹介したいのがあのホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』こと『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE』のゲーム化作品だろう。勿論ゲームの主人公はレザーフェイス!ゲーム内容はチェーンソーの燃料が無くなるまで何人のバカガキどもを切り刻めるか、という爽快極まりない内容だッ!わははははははッ!

ゲーム画面内には枯れ草、牛の骨、車椅子(映画観たヤツなら意味分かるよな!?)といった障害物があり、それに引っ掛かるとレザーフェイスが動けなくなる!わはははは、レザーフェイスバカ過ぎ!!チェーンソー3本分の燃料が無くなるとゲームオーバー、バカガキがレザーフェイスを蹴り飛ばしてお終いだってさ!ぐわはははは、やりてーこれ!1983年、ATARI VCS用に発売されたカルトゲームだッ!

そして!ネット探してみたらこのゲームが動いている動画を見つけた!皆さんも眺めて世紀のスラッシャーホラーゲーに戦慄するがいい!

■Texas Chainsaw Massacre - Angry Video Game Nerd

http://jp.youtube.com/watch?v=bVtwVXMPBY8:MOVIE
※もっと高解像度で観たい方はこちらで。(Gametrailers.com)

■ゲーム『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE』のパッケージとカートリッジ

■…うっわああ…画面ショボッ!

■ゲーム『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE』紹介(英文)

こちらにATARIゲーム『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE』の詳しい解説などが載っている…ようです。(英文なので読めないんだが)
●X-Entertainment:The Texas Chainsaw Massacre

悪魔のいけにえ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

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