ゾンビ・ストリッパーズ (監督:ジェイ・リー 2008年アメリカ映画)


飛び散る感部!波打つ巨乳!
血しぶきのステージに男の欲望が渦巻く!
もう我慢できない!

逝かせてア・ゲ・ル

■ゾンビだけれどストリッパーなの!?

今年最大最低のアホアホ・ホラーがやってきた!その名は『ゾンビ・ストリッパーズ』!!ゾンビでしかもストリッパー!エロスとタナトスで一挙両得!監督自ら「単なる思い付き」と豪語する人をナメきったバカ映画!いや確かにナメナメもあるけどね、ってそんな問題じゃない!?

えーっと説明するのもカッタルイが、物語は軍が極秘裏に開発したゾンビ・ウィルスが漏れ出し(よくある話)、いろいろあってストリップ小屋のストリッパーに感染!するとなんとアナタ、ゾンビ化したストリッパーは生きてる頃よりもっと過激にエロエロに踊り狂うようになってしまう(なんでやねん)!観客のバカ男どもは大喜びの拍手喝采!それを見ていた人間のストリッパー、「あんなにウケるんならアタシもゾンビになりたーい!」とばかりに次々とゾンビ化に志願(普通しねえだろ)!そしていつしかストリップ小屋は血塗れ半腐れゾンビたち舞うおぞましいゾンビ・ストリッパーズの屋敷と化したのだったッ!?

■誰が見ーるバカアホ映画!?

もうね。タイトル見たときからバカかと。アホかと。死ぬの?と(いやそりゃゾンビだから死んでるけどな!)。またぞろクソくだらねえ箸にも棒にもかからないバカ映画が銀幕を汚すだけだろ、と。そしてどんな頭の弱い物好き(スキモノ)が観るんだこれ?…と思ってはたと気が付いたッ!それってオレじゃん。オレが観ないで誰が観る!?というわけでわざわざ初日に男の中の男の映画館・銀座シネパトスに突撃した小生(何故一人称が変わる!?)なんでありマスデス。そして観終わり劇場を出た小生、確信しましたデスよ、この『ゾンビ・ストリッパーズ』、本年度最高の傑作バカ・ホラー映画だということを!

いややっぱりね、ナニがよかったかというと、パツキンの御姉様がたがオチチユサユサ、オケツヘコヘコさせて悩ましく踊っているシーンが殆どだってことデスヨ!ゾンビだけどね!小生、映画の間中、顔全部うっとりと弛緩させたまま、プルプルやプリプリでいっぱいの画面を見つめておりましたデスヨ!はぁ〜極楽極楽!登場する御姉様がたがこれまた粒揃いの美しさ、まことに見目麗しいことといったらアリャシマセン!実はこの『ゾンビ・ストリッパーズ』の主人公キャットを演じるジェナ・ジェイムソン御姉様は、なんとアメリカでモノホンのストリッパーであり、さらに超カリスマ・ポルノ女優であらせられますことですヨ!ウゥ〜ン、愚息も納得!是非ポルノのほうも拝ませて戴きたいものでありやんス!

■お下劣こそ我が勲章

そして「ゾンビだろうがなんだろうがウケてんだから興行続けりゃいいじゃん?」と金勘定しか頭に無いアコギな劇場主をロバート・イングランドが好演しております。これがまたセコクてケチ臭くて小物、というオイシイ役で、実にいい仕事しておりました。踊り子の御姉様がたのことばかり書いてしまいましたが、スプラッター描写も手堅く描かれており、気難しいホラー・マニアの殿方も納得できる作りになっていると思いますデス。それにしてもクライマックスに繰り広げられるゾンビ・ストリッパー同士の因縁の対決は、あまりにお下劣なアホアホ暴走振りで、小生少々頬を赤く染めてしまいましたデス!まだまだ小生もウブでありやんすねえ!あー早くDVD出ねえかなあ!

さてこの映画、前売り券購入特典に『ゾンビ・ストリッパーズ ジェナの栓抜き』というのが付いておりやんした!小生もモチのロンでゲットでやんすよ!え?なんで特典が栓抜きかって?そりゃあ決まってるでショ!
さあ、アタシで一本 抜・い・て・ね

■ゾンビ・ストリッパーズ 予告編