プチオフ@新宿*中野

昨日ははてな女子のお友達と新宿でお会いしてきましたよ。もともとお人形繋がりだった方なんですが、探していてどうしても見つからないブライスがあるんですが売っている所知っていませんか?と訊かれ、丁度オレが持っていたのでお譲りしましょうということで当日のセッティングと相成った訳です。


しかしいたいけな女子の方におまみえするというのにオレはと言えばスラッシャームービーでチェーンソー振り回している怪奇なオッサンのようなルックスなので大丈夫なのか?という危惧もあったんですな。ひょっとして映画『ファンタズム』に出てくる異次元空間に連れ去られはしないか?エヴァの第15使徒アラエルみたいに精神汚染攻撃を仕掛けてくる毒電波野郎なんではないか?などと心配されていたらどうしよう…などと多少胸を痛めておりましたが、お会いした華奢で繊細そうな色白女子はそのようなあらぬ心配はしていなかったようで、とてもきさくにお話しすることが出来ました。


最初新宿で待ち合わせ、色白女子御用達のネコ絵の可愛い喫茶店でブラ子をお渡ししたんですが、「フモさん、ブライスがお好きなら中野に行ってみましょう。いっぱいあるところ知ってますよ。」というので色白女子に連れられて中野に移動しました。そして着いた所は中野ブロードウェイ、リトルチャイナならぬリトル秋葉原です。名前は聞いた事はあったのですが行ったのは初めて、ショッピングモールの中のビルの2階から4階へと、所狭しと小さなお店が並んでいるのですが、これらの殆どはマニアやヲタ向けの店舗なのであります。秋葉原でも同じようなお店は沢山ありますが、ここの場合狭い場所に密集しているので空気が濃厚なんですな。ビル全体の佇まいも昭和を思わせるなにやらレトロなテイストで、《魔窟》感を強く醸し出しております。


そして色白女子が案内してくれたのは、レアブライスやカスタムブライスが並ぶお店や、ブライスを個人で出品しているレンタルボックスのお店でした。本やネットでしか見たことの無い、あるいは名前しか聞いたことの無いレアなブライスや、オリジナルに手を入れて非常に個性的でファッショナブルに変身したカスタムブライスが結構並んでいて、これには圧倒されました。「可愛いでしょ!?いつもこんなお店に来ては欲しいー!でも高いー!って唸ってるんですよー。」と色白女子。確かにレアブライスは定価の倍以上しますし、カスタムブライスに到っては高いものになると3万4万の世界です。オレも眺めながら「欲しいー!でも高いー!」と一緒になって唸ってました。


あるお店では以前から「これ最高に可愛いよなあ」と思いつつ実物を見たことの無かったプチの○○○○○○○○○○を発見、¥9800という定価の3倍の値段がついていましたが、「いや、買えない事も無いが買うのは悔しい、だが欲しい…。」などと暫くそのプチと火花が散るようなメンチを切っておりました…。結局買いませんでしたが。ホッ。他にもウィッグやアイなどカスタム用の材料も売られているお店がありました。色白女子はこれらを買ってきては自らカスタムする器用な方で、オレなんかは怖くてできないからいつも感心させてもらっています。


一通り中野ブロードウェイも見学して、「腹減ったので身動きできん!」という難儀なオレの為にレストランに連れて行ってもらい、色白女子とははてダのことやお人形の事などで話題が盛り上がり、7時頃にお開きといたしました。面白かったなあ。しかし終始「グフフ」「グヘヘ」「グヒヒ」などと無意味に怪しく笑い、かてて加えて突然”不思議な踊り”を始めるという特異人格のオレと行動を共にして色白女子は体力と精神力を相当使ったのではないでしょうか。返す返す心配でなりません。しかしこれに懲りていなければまた遊んで下され。どうもありがとう御座いました!


(…というような内容の日記を書いてUPしておいたら、何かの間違いで消してしまい、記憶を辿りながらもう一度書き、あまつさえ最初よりも文章が長くなっている、という奇特なオレなのであった…。泣くぞ…。)