WIRE06行ってきた!

今年も行ってきましたインドアでは東洋最大のテクノ・イベント《WIRE06》!!!開演PM6:00、終演AM6:00、12時間に及ぶオールナイト・ダンス・レイブであります。昨日5時ごろ出て、今朝8時ごろ家に辿りつきました…。
会場の横浜アリーナは3万人もの踊る阿呆だらけ!電子音楽に乗って繰り広げられる”ええじゃないか”ダンス!いやあ《3万人の阿呆》というのも凄い言葉だな。(追記:今年は1万8千人だったようです。)
この日オレといっしょ行った《踊る阿呆ども》は会社のワカモノたちら男4人女1人5名、オレ含めて6名。「テクノで踊り狂いたいわけえモンはいねえのかゴルァ!」とオレが声を掛けて連れて来ました。まあみんなもともと音楽好きでクラブもよく行ってる連中で、特にロケンローラーT君とミャーミャことパンク娘Mは去年のWIRE05も一緒に行ってた奴らです。
今回のWIREで最も危惧していたのは前日までオレが風邪気味&二日酔いだったということですな…。オマケに老体であるという三重苦…十二時間持つのか?持つ以前に生きて帰ってこられるんか?もはやオールナイトも命賭けのFUMO43歳!しかし結果としてはこれまでのWIREで一番楽しめたイベントとして終了しました。ヨカッタヨカッタ。


当日は6時に待ち合わせてから会場突入、DJ TASAKAとKAGAMIのユニット《DISCO TWINS》の後半から観始めてそのまま《RYUKYU DISKO》の琉球ビートで軽く盛り上がり、その後ワールドカフェ(というか単なる屋台の飯を地べたに座って食べる所)に行って軽く腹ごしらえを。バカ話で盛り上がった後セカンドフロアーの《FUMIYA TANAKA》の終わり頃に入ってセカンドフロアーの暑さをを確認、それからメインフロアーに戻って4人組ダンスパフォーマーの《MEISAI》の短いながら面白いアクトを観てそのままWIREのオーガナイザー、《石野卓球》のDJプレイを堪能。今回の卓球はアゲアゲ状態!オーガナイザーの面目躍如でした。卓球を後半30分ほど残し、三階のスタンドシートで休憩タイム。前半戦はアシッド鬼番長こと《HARDFLOOR》と《KEN ISHII》を残していましたが後半戦に体力温存する為に見送る事にしました。


スタンドシートで軽く仮眠を取ってからAM1時、後半戦のトップはセカンドフロアーの《JORIS VOORN》。セカンドフロアーは狭いからちょっと入場に並んじゃいましたが無事入れました。それにしても《JORIS VOORN》、例によって会場みんな名曲「Incident」待ち!いつ来るかと虎視眈々と踊る様が愉快。さて後半戦ではメインとなる《JEFF MILLS》の為にみんな体力温存させておこうとまたもや休憩に入りましたがオレは一人で今回一番の注目であった《RICHIE HAWTIN》を観る為単身会場に乱入!観始めたのは後半でしたがミニマルかつディープなDJアクトを堪能してまいりました。


いよいよトリの《JEFF MILLS》が近づいてきましたが、全員既に盛り上がりまくり、AM3:15の《TOK TOK》から会場入り、ピヨピヨと乗りながらLIVEを繰り広げる二人組みを観終わった後AM3:45、遂にテクノ・ゴッド《JEFF MILLS》の登場。
今回一緒に行った中の二人はオレが去年渋谷WOMBでの《JEFF MILLS》のプレイに連れて行ったときが初体験だったのですが、「いままでに観た最高のDJプレイ」と感激しまくっていましたから期待も最高潮、スペイシーに始まるミニマル・テクノの波状攻撃に、今回行った全員が盛り上がりまくっておりました。いやあやっぱりジェフ君ダンチだわ。2時間以上のDJを凄まじい緊張感のまま飽きさせることなくプレイ、さらに6時を過ぎてアンコールに「Strings Of Life」が流れ始めた頃には会場は最高潮のテンションに入っておりました。そのままアンコールは3回ほど続き、「もうどうにでもして」と脳内桃源郷状態のままプレイはAM6:30頃終了、ジェフ君は3時間近くのプレイを文字通り完璧に成し遂げた。そして2006年のWIREは幕を閉じました。


それにしても今年は踊った踊った!今までこんなに踊ったWIREはなかったよ。どう考えても7、8時間は踊ってたぜ!ワカイモンもまた頑張ってたけどな!オッサンのオレも死に掛けながらちゃんと立ってましたぜ。


会場を出ると空はすっかり白んでいて朝日は既に暑いぐらい、「足いてーよー!」と呻くワカモノたちでしたが表情は満足げでありました。またクラブ行こうぜ!そして来年のWIREもまた行こうぜ!と約束しあって別れました。
ああ本当に楽しかったなあ。音楽っていいですね。踊るのはもっといいですね。オレも歳が歳なんだが踊り続けられるまで踊っていたい。とまあそんなことを昼間っからビール飲みつつ日記に書く今日この頃なのであった。