ナチュラルな日々

スローライフもすっかり飽きられこれからはロハスだかガバスだかタコスなのだという。意味はよくしんねえ。どうせ電通の不浄社員がどこぞのクラブ(高級ピンサロ)で自腹じゃない酒を呷りながら思いつきでほざいた言葉だろうからな。*1
さてオレはどうかというとこれはナチュラル志向ということができるな。やっぱレゲエ聴いてるしな。ただそんじょそこらのナチュラルじゃないぞ。まず部屋の畳は風化して自然に帰ろうとしている。ああナチュラル。黒っぽくて平べったい虫がよく部屋にお邪魔する。うええナチュラル。アパートは木造モルタル築30年のボロアパートだから隙間風が入って堪んねえ。ぐわあナチュラル。冷蔵庫の中の食いもんは賞味期限を過ぎててそうあるべきなのとは違う臭いをさせている。うへえナチュラル。大体オレ自体が風呂に入るのがあんまり好きじゃねえからな。ありゃまあナチュラル。
「それって単にだらしないだけじゃん!」などと突っ込んではいけない。ナチュラルに生きるものにとって、「柳に風・暖簾に腕押し・馬耳東風(俳句になってんじゃん!)」に生きることこそがナチュラルの証だからである。そう。ナチュラルに生きるということは”ありのまま”ということでもある。夏場は暑いので部屋の中でオレは”生まれたまま”の格好でもある。ま、生まれた時はこれほどヒネてなかったけどな!
そしてナチュラルに生きる、ということは”なすがまま”ということでもある。「成さねば為らぬ何事も」という諺があるが信じてはいけない。「今日出来る事は明日やる」という諺だってあるではないか。”なすがまま”の人生は川面の落ち葉のようにただたゆたうのみである。力を抜いて生きるということである。ただ、借金取りが来た時は全速力で逃げる、というのはやぶさかではない。
皆さんもナチュラルに生きてみては如何でしょうか。イヨー、イヨーヨーヨー。(無責任な終わり方)

*1:実際はこういうカラクリらしい。http://lohas.secret.jp/