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スリラーとしては”行方不明の家族”ときて屋上の給水タンクが冒頭で大写しにされる段階で既にネタバレなのであるが、見るほうもそれはわかっちゃってるのであろうから気にしないことにしよう。しかしあの水を飲料にしているわけですからね。さぞやオエエッという状態になっていると思われますがそういう描写はありません。オレはオバケよりもむしろそっちのほうが気になるんですが。
ジェニファー・コネリーは子育てノイローゼで眉間に皺寄せまくってますがそれでも彫刻のようにお美しいです。子役はホラーのせいか良くも悪くも陰気臭いです。それよりも老朽アパートのロケーションがこれまた陰気臭かったな。勿論本物の建物ですが実際にアパートなんでしょうか。でも映画では安普請を強調してましたがオレのボロアパートの25倍ぐらいはまともな住居だと思いました。そういえばオレん所の部屋の天井にも雨漏りの染みが…キャアアアッ!
■キラー・クラウン
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こういうのって80年代のセンスなんですが、どうしてあの頃はこういったピカピカペラペラしたものばかり流行ったんだろうなあ。皆さんバブルで浮かれていた時期だったからですかね。テーマソングはモロにチープトリックでした。
この愉快な王道Z級ホラーを手掛けたのは『チーム・アメリカ』の人形製作で知られるキオド・ブラザース。以前にはやはりB級コミカルホラーの『クリッター』も製作しており、また、『グレムリン』や『ロボコップ』、『ダークマン』にもその名を連ねています。日清カップヌードルの「Are You Hungly?」というCMでマンモスを動かしてたのもこいつらだったんだって。基本的にはストップ・モーション・アニメを駆使した人形アニメを得意としているようなのですが、今回の『キラー・クラウン』では殆ど実写で頑張っているようです。ホラー映画マニアなら憶えておくべき名前でしょう。
ちなみにピエロというのは正確には泣き顔のメイクをしたものを指し、それ以外は広義ではクラウンと呼ぶのが正しいのだとか。