汎用据え置き型決戦コンロ・カーター=ツィマーマンF1203GX改

さてそのような危険な目にあった背景にはオレの部屋のガスコンロの特殊性が挙げられるのだ。そもそもオレの部屋のガスコンロは特別性なので操作が難しいのだよ!これは「汎用据え置き型決戦コンロ・カーター=ツィマーマンF1203GX改」というドイツ製のコンロで、ガスタービンで作動するガスコンロなのだ!だからこのガスタービンを点ける為にもう一つガスコンロが必要なのだ!なんだかややこしいんだよっ!こちらは「明太コンロ・博多の火焔太鼓・これが漢の生きる道バイ!」というコンロで、これがまた扱いが難しい!鮫洲の大型コンロ教習所でパンチパーマのお兄さん方に混じって6ヶ月間文字通り火を吐くような教習を受けた後、国家試験をパスしてようやく操作できるコンロなのだ!しかしそのような複雑なコンロなので、バラエティに富んだ炎を出すことが出来るぞ!ざっと調整ツマミを見ても「漁火」「送り火」「篝火」「畦火」「葦火」「芥火」等など、聞いた事のあるようなものから聞いたことの無いようなもの様々な火が扱える!「鬼火」「つるべ火」が出るのにはびっくりしたけれどな!これは炎の中に恨めしそうな人の顔が見えて怖いぞ!あと究極の炎、「勇壮暴れ火焔太鼓」のツマミは封印してあって、これを操作するためには文部科学省の許可が要るのだ!日本でも今まで種子島の宇宙センターでロケット打ち上げの際に使用されただけなのだという!なにしろそんなコンロなのでちょっと気を抜くと大事故に繋がるんだよな!だから罰則も厳しくて飲酒コンロは罰金50万円だ!今回は事無きを得たけれど、以後注意が必要だね!みんなも火の取り扱いには気をつけよう!戸締り用心火の用心!