昨日の続きです。
金持ちの娘の護衛というつまらない仕事にうんざりした刑事のフンは、上司にもっと重要な仕事がしたいと直訴。そこで新たに与えられたのが、悪質な商売で私腹を肥やすフェラーリのしっぽを掴むための、組織への潜入捜査だった。しかしフェラーリの部下にはめられ、フンは停職処分をくらってしまう。リベンジに燃えるフンは、恋人・ピザの義兄であり、"ギャンブルの帝王"と呼ばれるウィンに弟子入り志願するが…。
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ここではシンチーは主役ではなく”天才イカサマ師”として主人公の警官フン(ニック・チョン)を助ける役どころです。例によって口八丁手八丁なキャラクターですが、シンチー好きですねえ、こういうキャラ。主演ニック・チョンがコミカルな役を好演していています。物語りも非常にテンポがよく次々に場面が変わって行き、楽しめる映画に仕上がっています。これも良作でしょう。
清朝末期の広東。弁護士のチャン・モンカッは、天才と言われながらもその頭脳を悪戯にばかり使い、"策略王"の異名をとっていた。ある日、イギリスに留学していた妻・ロイヤンが突然帰国。イギリスでファッションデザインを学んできたというロイヤンに感化された弟子のフンは、自分も何か学びたいと、ケンカ同然にチャンの元を出て行ってしまう。しかしフンは、香港で殺人犯と間違えられて逮捕されてしまい、チャンはフンの弁護のため香港へと向かうハメに…。
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また時代物です。しかしのっけからお下劣です。KOZIKIの皆さんが肥桶から糞尿撒いてみたりNOGUSOしてみたりともう大変。シンチー演じる弁護士はとても頭が切れそうには見えない単なる悪ガキで、どこが”策略王”なんだか…。基本的に”ドリフ”乗りのドタバタなんだよなあ。最後の法廷劇もあれ、駄洒落でしかないだろ!
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香港ムービーのヒットーメーカー、バリー・ウォン監督による、ハイパー・アクション・エンタテイメント。『カンフーハッスル』に登場し、観客に強烈なインパクトを残した最強家主夫婦を起用して、彼らが得意のカンフー&麻雀で悪を打ち負かしていく姿をダイナミックに描いている。また、作中では、監督みずからが悪役を熱演。バリー・ウォン流カンフー麻雀アクションが炸裂する。
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チャウ・シンチーは出てないんですが、「カンフーハッスル」に登場したあの最強家主夫婦が主演!おっさんはグダグダだがおばさんが強い!最後は「食神」みたいな奇天烈カンフー対決になるのかと思いましたが、フツーに麻雀対決でした。
全体的に観ると、ちょっと温いかな、という映画も多かったです。「少林サッカー」「カンフーハッスル」はひたすらコミックな乗りが楽しかったんですが、チャウ・シンチーはベタベタのギャグをやるよりカンフーを積極的にフィーチャーしている時のほうが楽しめますね。シンチー映画は体張ってアクションしている時が一番コミカルなものに仕上がるのかもしれません。
ちなみにチャウ・シンチー映画の参考書はこちら!
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読んでるとチャウ・シンチーがナレーションのみ担当した「コイサンマン キョンシー アフリカに行く」とか言う映画があるのだとか…。ストーリーは飛行機からなぜかアフリカに落っこちたキョンシーがコイサンマンのニカウさんと力を合わせて悪い侵略者と戦うのだとか…。キョンシーとアフリカの動物達との絡みもあるらしい…。み、観てみてえ!!